長濱ねるがドラマ『若草物語』の脚本を読んで共感した、20代がぶつかるリアルな課題

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長濱ねるが日常生活で学んだこと、発見した気づき、周りの人と話したいことをトークテーマに発信する連載。 後編では今月のねるさんについて。

10月6日スタートの日本テレビ系ドラマ『若草物語―恋する姉妹と恋せぬ私―』の撮影に奮闘中。

「絶賛ドラマの撮影中で、私は三女の衿という役を演じています。1話の冒頭で、堀田真由さん演じる主人公の涼が、電車の吊り革広告を見て、『脱毛とかダイエットとか婚活とかもううるさいよ!』というシーンから始まるのですが、一言目から脚本がとっても面白くて。20代がぶつかる等身大の課題や世の中の問題がリアルに描かれていて、結婚に対する価値観についても、いろんな選択を肯定してくれるような作品です。言わずもがな名作ですが、原作の『若草物語』は、今の時代より男女格差が大きく、結婚が人生のゴールとされていた時代に出版された物語です。当時の作家さんは、女性でも男性名義を名乗っていたんだとか。そんな時代にこの作品が生まれたこと、そして150年以上の時が経った今でもこんなに心に刺さる物語であることはすごいなと思います」

“仲良し4姉妹“の撮影現場がとにかく楽しい!

「共演者の方たちはみなさん優しく、同世代も多いので、現場がすごく楽しいです。共演者の方たちとの波長も合っていて、良い雰囲気が作れています。仲良し4姉妹の設定なので、歩いている時に腕を組んだりボディタッチもお芝居に必要なんですが、それが自然にできるくらいの居心地の良い環境です。

作品を観てくださった方がどんな感想を持たれるのかとても楽しみです。現代版『若草物語』の4姉妹をどうぞお楽しみに」

日本テレビの新日曜ドラマ 『若草物語―恋する姉妹と恋せぬ私―』、毎週日曜よる10時30分より放送中。

取材・テキスト/伊藤由美子

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