「セブンイレブン」の商品券は有効期限なし、「三井不動産」はアウトレットでめちゃお得！今年の「粒ぞろい優待15銘柄」を一挙公開します！
セブン、ソフトバンクと注目銘柄が目白押し！
こんにちは。株主優待好きの主婦、まる子です。
ようやく秋風がここちよい季節になってきました。今年はいろいろなところで「異常」が発生し、気温も世界情勢も株価もふりまわされたことが多くありました。
株主優待の世界では、コロナ禍で一時的に優待銘柄数が下がりましたが、ここにきて再度上昇に転じ、優待熱も復活のきざしが見えてきました。
ただ、以前に比べると優待内容もすこし変わり、一見個人株主にむけて手厚いようですが、取得のハードルが高くなったり、長期保有のしばりを課したりと、企業側も株主還元の名目で「個人株主にいかに長期でより多くの株を保有してもらうか」を考えているように思います。
2024年の9月末までに新規優待を発表した会社は約70社。誰もが知る大手企業や大盤ぶるまいの会社、ちょっとおもしろい優待など、バラエティ豊かにそろっています。
今回は今年新設された優待の中で、お得な銘柄や特徴的な銘柄をいくつかご紹介です。
「クオカード3万円」は、めちゃめちゃお得！
まずはみんな大好きクオカード銘柄。今年は年間で3万円いただけるなど高額クオカード銘柄の新設が多く、送料もかからず、会社の業態にかかわらず「優待内容として人気なので新設しました！」と思われる会社も多かったです。新設しやすいと言うことは、廃止も簡単なわけで、そのあたりの見極めはしっかりしたいですね。
年間3万円のクオカードがいただける銘柄、5つまとめて。
日本エコシステム（東ス・9249）は公営競技場運営受託と設備工事などを行っている会社で、公共性が高い企業だと思います。優待は200株以上で年に2回、投資額は約80万円。配当も年に2回出しています。
セグエグループ（東プ・3968）はIT関連でSEの派遣事業なども行っています。優待は1000株以上で優待は3月、9月、配当は6月、12月とずれているので、3ヶ月に1度お楽しみがあるのはうれしいです。投資額約60万円。
AIAIグループ（東グ・6557）は首都圏で認可保育園事業を展開。優待は300株以上で3月、9月。投資額は約45万円。2019年上場で上場来無配がつづいています。優待よりも配当を先に出した方が良い気がしますが、どうなのでしょうかね。
先日優待を発表したAI CROSS（東グ・4476）も2019年に上場した新しい会社。優待は300株以上で6月、12月です。投資額は約55万円。こちらも上場来無配が続いていますが、有利子負債が少なく、財務内容は良い様です。
グランディーズ（東グ・3261）も先日優待発表したばかり。優待発表後株価急騰し500株ですと投資額は約70万円。優待は6月、12月の2回で、配当は12月の1回。これから年末の権利に向けて株価上昇しそうです。
少ないおカネでめちゃお得！「コスパ最高優待」
投資額に対してクオカードの優待額が多めの銘柄もたくさんあります。
東京都区部で投資用マンションを開発・販売しているデュアルタップ（東ス・3469）。こちらは100株で4000円のクオカード。1年以上継続保有で1000円プラスになるのもうれしいです。配当も出していますが、優待も配当もまとめて6月の年に1回なので、権利落ちがキツイ。株価が下がったところでじっと保有するのが良いかと思います。
ソーシャルサポートのイー・ガーディアン（東プ・6050）も100株で5000円のクオカード。1年以上継続保有で8000円とかなり割り増しされます。こちらも9月に配当と優待と年に1度一括です。有利子負債ゼロのキャッシュリッチな会社です。
他に優待銘柄が少ない1月権利のストレージ王（東グ・2997）も人気になりそうです。100株で3000円のクオカード、1年以上継続保有で1000円割り増しです。2022年上場で無配が続いています。
ソフトバンクが「優待」はじめました！
今年は大企業の優待新設も多かったです。
総合不動産の大手、三井不動産（東プ・8801）の優待は｢ららぽーと｣、｢三井アウトレットパーク｣、｢＆mall｣で使えるポイント。1年以上継続保有となり、1万2000株まで100株ごとに1,000ポイント増えるので、ご予算がある方は多めに株を買っても良いかと思います。
自社グループのサービスが使える第一生命ホールディングス（東プ・8750）の優待も面白いです。配当利回りが高い銘柄なので、優待は「おまけ」と思って楽しめそうです。優待で運動しながらポイントを貯めて、健康に気をつけるのも良いですね。
買収の行方が気になるセブン＆アイ・ホールディングス（東プ・3382）の優待は商品券なので有効期限も無く利用可の店舗も多いので使い勝手が良さそう。次回からは2月が権利月となります。
株式分割し、投資額が約2万円となり、配当利回りも4％を超えているソフトバンク（東プ・9434）も優待を新設。1年以上継続保有でPayPayポイント1000円相当。とりあえずNISA口座で100株保有して放置で良いかと思いますよ。
会社のアピールにもなる優待を発表したセコム（東プ・9735）優待内容の詳細はまだ分かりませんが、100株ですと3000円相当の自社防災備蓄品だと思います。最近自然災害が増えているので、優待で備えておくのも良いですね。
ソフィアHDの「タルトとケーキ」は逸品です！
最後にちょっと面白い新設優待をいくつか。
特に女性に人気でした、タルト、ケーキのお店、「キルフェボン」のギフトカードがいただけるソフィアホールディングス（東ス・6942）。権利落ち後の下落がけっこう激しく、株価は優待額以上に下落しましたが、それでも優待が欲しいのですよね。年に2回、3月、9月権利があるので、株価が下がったときに買うのが良いかと思います。
会社おすすめの温浴施設の優待券がいただけるニフティライフスタイル（東グ・4262）の優待も気になる一つ。投資額もあまり高くなく、配当も出しています。金額が半額になってしまいますが、電子ギフトとの交換も可能です。
ざっと見て来ました2024年9月末までの新規優待。他にも自社サービスや商品など個性的な銘柄も多くあります。
優待銘柄は高配当銘柄に押され気味ですが、まだまだ健在、頑張っています。物が届く、優待券が届く、現物が届くのはただ口座に現金が振り込まれるより、いただいた実感がより強く、ありがたさもひとしおです。
新規優待はまだ手にした方が少ないので、是非この楽しみを味わっていただきたいですね。
さらに連載記事『「セブンイレブン」の優待は絶対おトク…2024年は「3万円クオカード」も登場！「超おススメ優待」を一挙公開します！』でもおもしろくてめちゃお得な優待を紹介していますので、ぜひ参考になさってください。
