逮捕で「お蔵入り」…!ABEMAが放送中止した「羽賀研二のドッキリ番組」の、あまりにも「逮捕容疑と似ていた内容」

写真拡大 (全3枚)

恋愛番組にも出演していた

“稀代のワル”にテレビ局も振り回されている。

9月、愛知県警はタレントの羽賀研二容疑者(63歳)や十代目稲葉地一家総長の松山猛容疑者らを、強制執行妨害目的財産損壊等容疑などで逮捕した。

「羽賀容疑者は昨年6月、差し押さえを逃れる目的で、所有する沖縄県内の不動産所有権を自身が社長を務めるダミー会社に移転させた虚偽登記の疑いがもたれている。土地購入のため、羽賀容疑者は松山容疑者の関係先企業から約4億3000万円の借り入れをしていた」(全国紙社会部記者)

羽賀容疑者の逮捕は'19年の偽装離婚事件以来、3度目。前回は懲役1年2ヵ月の実刑判決を受けたが、出所後に芸能活動を再開させていた。

最近は、ABEMAが手掛ける恋愛企画への出演でも話題を集めた。

「今年5月、羽賀容疑者が『愛のハイエナ』という恋愛番組に出演。21歳の女子大生とカップルが成立していました」(制作会社関係者)

ヤクザが出てきてドッキリを仕掛ける

反響があったのか、逮捕直前にはこんな番組も収録していたという。

「人気格闘技番組の関連企画『Breaking Downドッキリ』です。番組自体はよくあるドッキリ企画ですが、問題は羽賀容疑者が出演した内容。よりによって、羽賀容疑者がヤクザに権利書を奪われるドッキリを敢行。まさに今回の事件を彷彿とさせるものでした。

番組サイドは羽賀容疑者の逮捕を受け、放送中止を決定した。ABEMAはいわくつきタレントを起用する手法を得意としていますが、羽賀容疑者は過去の事件で反社との密接交際が指摘されていた人物。今回はあまりに不用意なキャスティングでした」(同前)

ABEMAは本誌の取材に対し「キャスティングを含む番組制作に関わることについては回答を控えさせていただきます」と答えた。

逮捕に一番ドッキリしたのは制作陣だろう。

「週刊現代」2024年10月19日号より

梅宮アンナさんが語る、父・梅宮辰夫の「死後の手続き」はこんなに大変だった