Office 2024の買い切り版がついに日本でも登場、2021以来久々の更新
Microsoftがオフィススイート「Office 2024」の永続版を2024年10月1日(火)にWindowsとmacOS向けにリリースし、日本版も2024年10月2日から提供されました。一度購入すれば永年で使用可能なライセンスで、月額有料のサブスクリプションに登録する必要はありません。
10 月 1 日にコンシューマ向け Office 2024 提供開始 - Windows Blog for Japan
これまでMicrosoftのOffice製品ラインを利用するには、一般向けの場合はMicrosoft 365に、法人向けの場合はMicrosoft 365 BusinessやMicrosoft 365 Enterpriseなどに登録する必要がありました。いずれも月額あるいは年額有料のサブスクリプションプランとなっています。
しかし、今回、「Office 2024」として永続版のライセンスが販売されることとなりました。Office製品の永続版ライセンスがリリースされるのはOffice 2021以来となります。
Microsoftは「Microsoft 365は、何百万人もの人々がアイデアを実現し、タスクを処理するために毎日使用している生産性向上アプリの最新バージョンにアクセスするための最良の方法です。しかし、お客様の中には引き続きサブスクリプションなしで馴染みのあるアプリにアクセスしたいと考えていることを私たちは理解しています。」と述べています。
Office 2024は「Office Home 2024」と「Office Home & Business 2024」の2種類が用意されており、Office Home 2024にはWord・Excel・PowerPoint・OneNoteが、Office Home & Business 2024にはWord・Excel・PowerPoint・OneNote・Outlookが含まれています。どちらもインストール台数は2台までで、商用利用権も与えられています。
また、WordやExcelでは、Androidデバイスから直接画像を挿入が可能になり、OpenDocument Format(ODF) 1.4のサポート、動的配列を使用した動的グラフが可能になる機能が追加されました。加えて、新しいテキスト関数と配列関数やウェブから画像を取得できる新しいIMAGE関数が使えるようになります。
さらにWordではファイル回復機能が改善されたとのこと。
PowerPointでは、スライドにライブカメラフィードを挿入できるようになり、スライド内の映像や音声にクローズドキャプションや字幕を追加する機能も実装されました。
Office Home & Business 2024のみで使えるOutlook 2024では検索機能が強化され、メッセージや添付ファイル、連絡先、予定表エントリに対してより関連性の高い結果を取得できるようになったとのこと。また、macOS版では左右にスワイプするジェスチャをカスタマイズすることもできるとのこと。
Office Home 2024は、Amazon.co.jpでオンラインライセンスコードを税込3万1343円で購入することが可能です。対応OSはWindows 11・Windows 10・macOS 13 Ventura以降となっています
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Office Home & Business 2024は税込3万9982円です。
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