『ポツンと一軒家』スタジオも「最高に幸せな場所」と感服！奇想天外な“カツオランド”の全貌

日本各地の人里離れた場所になぜだかポツンと存在する一軒家と、そこに住まう人物の人生にも迫っていく番組『ポツンと一軒家』。

9月29日（日）は、前回に続いてゲストに田中美佐子と高橋克実を迎えて放送される。

前回、山形県の山の真っただ中で発見したポツンと一軒家。

その地は「奇想天外な場所」と地元の人から呼ばれる“カツオランド”という場所で、住人のカツオさん（67歳）は麓の集落で創業130年の老舗蕎麦店を営業しながら、会社員もしていることが判明した。

そして、いよいよカツオさんの案内で、山深い場所にある“カツオランド”へと向かうことになった捜索隊。山道を切り分けるように奥へと進んでいくと、なだらかな山の中腹に手入れの行き届いた美しい畑の景色が広がっている。

かつては、東京ドーム4個分という広大な敷地で葉タバコを栽培していたというカツオさん。現在は、麓の蕎麦店で使用する四季折々の野菜や山菜を丁寧に育てていた。

ウドやきくらげ、なめこやシイタケといった食材に、コシアブラや桑の葉といった野草など、豊かな食の彩りに驚きを隠せない捜索隊。

会社員として働きながら、毎日の畑仕事にも精を出すカツオさんは、「お客さんの“おいしい”という一言のために頑張れるんです。やりがいはものすごくありますよ」と言って笑顔を見せる。

だが、カツオさんの働きぶりはそれだけではなかった。

トラクター置き場を改造して、人が集って泊れるようにしたり、元田んぼだった場所に池を設けてはイワナを養殖したり…バーベキューもできて仲間が集える、まさに大自然の遊び場だった。

カツオさんのパワフルな活動ぶりに圧倒されっぱなしの捜索隊。すると、カツオさんから思いがけず、仲間たちとのバーベキューパーティーに呼んでもらえることに。

後日捜索隊が訪れると、そこには蕎麦店の茅葺屋根を手入れする茅葺職人や、和太鼓奏者、英語講師から息子の友人まで、世代も国籍も超えた仲間たちが集っていた。

人が喜ぶことを一生懸命にするというカツオさんのエネルギーに触れ、スタジオではゲストの田中も高橋も「最高に幸せな場所ですね！」と感服するばかりだった。