広島・新井貴浩監督【写真:イワモトアキト】

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9月1日時点で貯金14も…4勝17敗でゼロに

■ヤクルト 3ー1 広島(25日・マツダスタジアム)

 広島が25日、マツダスタジアムで行われたヤクルト戦に1-3で敗れ3連敗を喫した。9月は4勝17敗という失速ぶりでファンは「マジで怖い」「なんちゅうこっちゃ!」と嘆いている。

 広島は初回にあっさり先制点を奪われると7回にも2失点。8回に1点を返すのがやっとで3連敗。先発の九里亜蓮投手は5回1失点ながら10敗目を喫した。

 広島は9月1日時点で62勝48敗5分け、貯金14の首位にいたが、そこから6連敗や2度の4連敗など勝ち星に見放され、月間4勝17敗。シーズントータルでも65勝65敗5分けで貯金を使い果たした。順位は首位の7.5ゲーム差の4位まで転落。自力クライマックスシリーズ(CS)進出の可能性も消滅し、3位のDeNAにも1.5差とされている。

 投手陣が踏ん張れていない。開幕から8月まで、月間防御率は最も悪くても7月の2.81だったが、9月は4.32となっている。

 勝負の9月にまさかの失策となり、SNS上のファンは「一体全体どうされた」「CSすら危うい状況」「とんでもない大失速」「ここまで落ちるとは……」と失速している。26日もヤクルトと対戦する。エース左腕、床田寛樹投手が流れを変えるのか、注目される。(Full-Count編集部)