橋本環奈(C)日刊ゲンダイ

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 橋本環奈(25)がヒロインを務めるNHK連続テレビ小説「おむすび」が30日からスタートする。23日にはPR番組「もうすぐ!おむすび」が放送され、橋本のギャル姿も動画で公開された。

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 今作は、平成元年生まれのヒロインが、どんなときでも自分らしさを大切にする"ギャル魂"を胸に人々の健康を支える栄養士になる物語。朝ドラ初のギャルヒロインを橋本が演じるということで、視聴者の期待が高まっているが、《せっかく素材が良いのにこれじゃただの変な女の子。以前にバラエティでギャルになった浜辺美波はめちゃくちゃ可愛かったぞ》《浜辺美波ちゃんみたいなギャルを期待したんだけど環奈ちゃんの良さ潰されてて悲しい》と、なぜか浜辺美波(24)のギャル姿が話題をさらっている。

 2020年12月29日放送のコント番組「ただ今、コント中。」(フジテレビ系)で“令和ギャル”メイクを施した浜辺の姿が印象に残っている視聴者が多かったようだ。浜辺のようなクオリティーを橋本にも期待されていたが、「ウィッグ感漂う金髪、つけ爪感溢れる長いネイル、不自然に頭に乗せられた花の数々」などが“ギャルのコスプレ”のように映ってしまったようだ。

「公開された映像は、ヒロインがまだ完全にギャルになりきっていない頃の姿である可能性もありますが、“平成ギャル”が今作ヒロインのキャラ設定の軸となっています」(ドラマ制作関係者)

 ギャルも時代や年代ごとに様々な定義やカテゴライズが存在する。今作でフォーカスされる平成ギャルの特徴として挙げられるのは、「小麦色の肌、明るい茶髪の巻髪、つけまつ毛、濃いめのアイラインで目を囲む」といったもの。一方で、「長すぎるネイルに、金髪頭にハイビスカス、日焼けサロンで焼いたガングロ肌に白系の口紅を塗る」ヤマンバギャルも同時期に存在していた。

■浜辺美波の“令和ギャル”は高評価

「橋本さんのギャル姿は、白い肌でありながら、服装やネイルだけはヤマンバギャルのようで中途半端です。NHKは“いいとこ取り”のつもりかもしれませんが、当時ギャルをしていた女性からに違和感を抱く声が上がっています。一方、好評だった浜辺さんの“令和ギャル”は、日焼け派も色白派もいて、メイクも自然に見えるまつ毛エクステを用いたり、あくまでナチュラルに可愛く見せるなど、一人一人のギャルとして表現したいこだわりが重視されます。なので浜辺さんのギャル姿は自然な感じで、むしろ彼女の素材の良さを活かすスタイリングだったので、評価が高かったのだと思います」(元ギャル雑誌編集者)

 ギャルという存在に思い入れの強い元ギャルからは、《ギャルを前面に打ち出す以上は、ギャル特有の喋り方とか雰囲気まできちんと再現してほしい》という声も出ている。「おむすび」は、視聴者が求めるギャル再現度の期待に応えることができるか?

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 30日から「おむすび」がスタートするが、橋本の過密スケジュールが懸念されている。●関連記事【もっと読む】橋本環奈「おむすび」スタート前からダウン寸前…活動休止の目黒蓮を彷彿させる超過密スケジュール…では、橋本が見舞われている超過密スケジュールの一端に触れている。