群馬県社会福祉協議会とパチンコチェーン大手のダイナムは24日、大規模災害が発生した時の施設利用や支援活動に関する協定を結びました。

締結式では、県社会福祉協議会の川原武男会長と高崎市にあるダイナム多野新町店の田口智和店長が協定書を取り交わしました。

県社会協定協議会では大規模な災害が発生した際「災害ボランティアセンター」を開設し、被災地でのボランティア活動を円滑に進める体制を整えています。2019年の台風19号発生時に初めて設置されましたが、被災地近くで活動拠点となる場所を探すのに時間がかかり、課題となっていました。

群馬県内に13のパチンコ店を展開しているダイナムとの今回の協定により、災害時には、店舗の駐車場をセンターの活動拠点や、支援物資置き場などとして活用できます。またトイレなどの設備を利用できるほか、各店舗で備蓄している毛布やカセットコンロなども状況に応じて配布されるということです。