「紀州のドン・ファン」元妻のサングラスやハイヒールから覚醒剤反応 野崎氏のワイシャツや歯ブラシからも覚醒剤反応 警察官が裁判で証言

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 「紀州のドン・ファン」殺人事件の裁判。被告である元妻の所有物から覚醒剤反応が出たと警察官が証言しました。

 須藤早貴被告(28)は6年前、夫で「紀州のドン・ファン」と呼ばれた和歌山県田辺市の資産家・野崎幸助さん(当時77)に何らかの方法で致死量の覚醒剤を摂取させ、殺害した罪に問われています。須藤被告は無罪を主張しています。

 9月24日、和歌山地裁で開かれた裁判には、事件の捜査を担当した和歌山県警の男性警部補が証人として出廷。東京都内の須藤被告の自宅にあった被告のサングラスやハイヒール、パスポートケースなどから覚醒剤反応が出たと証言しました。須藤被告の身の回りから覚醒剤が検出されたことが明らかにされたのは初めてです。

 また、野崎さんの自宅では、野崎さんが着用していたワイシャツや使用していた歯ブラシ、コップなどから、覚醒剤がごく微量検出されたとも証言しました。