「コンポタ味食べたくなってきた」うまい棒12円→15円に値上げでSNSに応援メッセージ殺到「どこまで庶民の味方なんだと」

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安くて大きくて色々な味が楽しめる事で、子どもから大人まで人気の駄菓子うまい棒」を製造している「やおきん」は24日、10月出荷分から「うまい棒」の価格を12円から15円(税抜き)に値上げすると発表した。

うまい棒は2022年に10円から12円に値上げされていた。

やおきんは値上げについて、「うまい棒につきましては、お子様のお小遣いでも選ぶ楽しさを感じていただけるよう熟慮して参りましたが、2022年以降も主原料であるコーンや植物油をはじめとした原材料全般の価格上昇が進み、人件費・包装資材費・配送費等も更に大きく上昇してまいりました。このような状況では自社内でも許容できる範囲をさらに超えてきており、今後も商品の継続・安定供給を図る為に、誠に恐縮ではございますが、10月からの出荷より、商品の価格改定を実施させていただきます」としている。その上で、「これからも、おいしさと楽しさあふれる、安心・安全な商品づくりに努めてまいりますので、何卒ご理解賜りますようお願い申し上げます」としている。

今回の値上げについて、ネット上では「うまい棒=10円。そういう感覚で生きてきた自分としては、この値上げは悲しい限りです」と嘆く声もあったが、大半はうまい棒を応援するメッセージだった。

「この時代、仕方がないことだと思う」「40年以上売られている商品で、ずっと値段が変わらない方がおかしい。15円でも安すぎると思います」と理解を示す書き込みとともに、「3円くらい大丈夫ですよ。きつかったら20円になっても買います。今でも買えることに感謝です」「まだまだ安い」「コーンポタージュ食べたくなってきた。」「どこまで庶民の味方なんだと感心する」「40年近くも10円で販売してきた企業努力に、こちらこそ感謝」といった感謝や応援のメッセージが溢れた。

さらに、「経営が成り立つ値段で、これからもおいしいうまい棒を作ってほしい」「これからもおいしいお菓子として活躍を期待したい」など、うまい棒を販売する企業への期待も寄せられた。