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 お笑いコンビ「スピードワゴン」の井戸田潤(51)が、23日放送の日本テレビ「大悟の芸人領収書」(月曜後11・59)に出演。相方・小沢一敬(50)が活動を休止し、急きょ一人での出演となった舞台を振り返った。

 井戸田は、同じ事務所で20年来の後輩芸人・末高斗夢が、落語家に転身し、錦笑亭満堂として真打に昇進したことを紹介。1月21日開催の日本武道館での披露興行に、スピードワゴンの出演が決まった矢先「去年の年末に、ああいう報道がありまして。小沢さんがどうしようかって悩んでたんだけども、“自粛したい”と言うんで、自分で名乗りだして、スピードワゴンは無期限の活動休止に」。

 出番1週間前での決断。井戸田によると「ネタどころじゃない状態」だったそうで「本当申し訳ないけど…」と出演辞退を申し出た。しかし、満堂は「井戸田さん一人でもお願いできますか?ハンバーグ師匠で」と、熱烈にオファーし、その心意気に打たれた井戸田は「とにかく行くよ!」と出演を決意した。

 「スピードワゴン」の活動休止発表後、初めて客前に立った井戸田だが「今までの芸人人生で、一番の声援だったの。“井戸田一人で来て凄い”って。もう鳴りやまんばかりの拍手。感動しちゃって、泣きそうになっちゃって」と、歓迎ムードに感激。「“まさかこんなことになるとはね。週刊誌報道とかネットの記事とかで僕も知ってるくらいなんでね。まさか安達祐実さんが2度目の離婚してるとは”って言ったんですよ。そしたらしびれるほどウケたんですよ。ドカーンって。初めてですよ、離婚に感謝したのは」と、大盛り上がりで、客席からは「頑張れ、ハンバーグ!」などの声も。感極まり「そのときにギューッと持ちすぎて、プチンと針金が切れちゃったの」と、衣装のウエスタンハットを壊したことを明かしていた。