石川豪雨災害 3集落で115カ所の孤立状態続く 輪島市など依然4000戸停電 珠洲市は1738戸で断水

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記録的な大雨となった石川・能登地方では、これまでに7人が死亡し、安否不明を含む7人の行方が分からなくなっています。

23日午前9時頃の石川・輪島市の上空からの様子では、住宅とみられる建物の入り口まで、茶色い土砂が流れ込んでいます。

河川の氾濫や土砂災害などによって道路が寸断され、輪島市、珠洲市、能登町の3つの集落で23日午前11時半現在も115カ所が、孤立状態となっています。

「町野復興プロジェクト」実行委員長の山下祐介さん(38)は「通路みたいなのがあって、ちょうど上の方から崩れて建物の方までいってしまった」と話しました。

大雨から3日目を迎えていますが、ライフラインへの影響も続いています。

輪島市など依然、約4000戸で停電となっている他、珠洲市では1738戸で断水が続いていて、復旧作業が進められています。