8回終了後、選手交代を告げベンチに戻る高津監督(撮影・佐藤厚)

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 「ヤクルト6−7中日」(21日、神宮球場)

 ヤクルトが中日に敗れて最下位に転落し、今季のセ・リーグ全球団への負け越しが決定。CS出場の可能性も完全消滅し、2年連続のBクラスが決定した。

 先発・山野が誤算だった。立ち上がりに2失点すると、二回には味方が打者一巡の猛攻で一挙4得点。逆転に成功したが、直後にすぐさま同点2ランを被弾。四回にも勝ち越しを許し、4回7安打5失点で降板となった。打線は2点を追う九回に1死二、三塁の好機を作ったが、村上の二ゴロ間に1点をかえすにとどまった。

 20日の同戦後に高津監督は「もうみんなで全員で勝ちたいなと思いますね。戦力を余すことなく、選手を余すことなく、全員使い切ってでも勝ちにこだわりたいなと思います」と話していたが、再び最下位に転落した。