NY原油先物11月限(WTI)(終値)
1バレル=71.00(-0.16 -0.22%)

 ニューヨーク原油の期近は小反落。今月前半に年初来安値を更新した反動で反発局面が続いていたものの、利益確定の売りに押された。ただ、今週の米連邦公開市場委員会(FOMC)で0.50%の利下げが決まったほか、年内や来年にかけて追加で1.50%程度の追加利下げが見通されることが下値を支えた。世界最大の石油消費国である米国で金利負担が低下し、石油需要が下支えされると見られている。

 時間外取引で11月限は売り優勢。前日終値付近で上値が抑えられた。通常取引開始に向けて売りが強まると70.37ドルまで軟化。その後、買い戻されて71.45ドルまでプラス転換したが、押し戻されて引けた。

MINKABU PRESS