秋田朝日放送

秋田県鹿角市は関厚(せき・あつし)市長の職員に対するパワハラ問題について、第三者委員会を10月上旬にも設置し実態を調査します。

鹿角市は関市長の職員に対するパワハラがあったかどうか、事実関係を調べるための調査委員会設置にかかる費用、166万2000円を今議会に追加提案していました。

予算案には議員からあがった「調査に市長を関与させない」などの意見を付けたうえで可決。鹿角市は10月上旬にも第三者委員会を設置し、パワハラがあったかどうか、また、再発防止策の提言をとりまとめてもらいます。

委員には秋田弁護士会の弁護士3人に依頼する予定で、舛屋修美副市長は12月市議会で調査結果を報告したい考えです。7月に市が実施したパワハラに関するアンケートは無記名でしたが、第三者委員会による調査では職員の本人確認をしたうえで行う方針です。聞き取り調査は全て職員を対象としていますが、市は協力できる職員にお願いするとしています。