テレビアニメ「忍たま乱太郎」と美村がコラボしたスタンプラリーのオリジナルグッズなど=三重県多気町で2024年9月18日、下村恵美撮影

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 三重県中南部の多気、大台、明和、度会、紀北の5町による「美村(びそん)」の取り組みとして、NHKのテレビアニメ「忍たま乱太郎」と連携し、5町の古民家カフェなどを巡ってスタンプを集めると限定グッズがもらえるスタンプラリーが21日から始まる。

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 スタンプが設置されるのは5町にある古民家カフェなど計15カ所で、各施設でオリジナルカードが1枚配布される。スタンプを五つ集めると「クリア賞」としてキャラクターのアクリルスタンドがもらえる。参加する11店舗のカフェではドリンク1杯でコースターが1枚プレゼントされる。

 台紙は多気町のマルシェグランマ、大台町の奥伊勢テラス、明和町のいつき茶屋、度会町のバザールわたらい、紀北町の町観光協会で配られる。クリア賞の景品も交換できる。

 事務局によると、アニメの舞台となる忍術学園は自然豊かな山村にあり、伊勢街道や熊野古道といった名所と豊かな自然にあふれた「美村」と重なることからコラボが決まった。スタンプラリーは約30年にわたって放映されているアニメを見て育った30代や家族連れをターゲットとし、10月20日まで開催され、約1000人の参加を見込む。

 多気町の久保行央町長は「歴史や自然も豊かな美村の5町を巡り、それぞれの魅力を楽しんでほしい」と参加を呼び掛けていた。【下村恵美】