DAIGO姉、難ありオタクが50歳で結婚!こじれた先にあったハッピーな結婚の秘訣とは/2024年7月トップ5
女子SPA!で2024年7月に公開された記事のなかから、ランキングトップ5入りした記事を紹介します。(初公開日は2024年7月11日 記事は公開時の状況)
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オタク、マニアック路線の漫画家、アラフィフ、ついでに難ありな性格。こんな私でも結婚できる?
『50婚 影木おひとり様やめるってよ』(KADOKAWA)は、純粋さゆえに、こじれてもがいた女性が、やがてハッピーライフをつかむまでの痛快エッセイ。
作者の影木栄貴(えいき えいき)さんは漫画家にしてDAIGOさんの姉、そして北川景子さんの義姉です。
◆50歳が適齢期だった女性のけわしい道
BL沼や歪(ゆが)んだ性知識で頭の中はいっぱいだったものの、実際の恋愛免疫力ゼロ。28歳まで彼氏なし、初体験もなし。そんな影木さんの結婚への道は、けわしくないはずはないのです。
20代で漫画家デビュー、順調に仕事をこなすうちに、初めての彼氏ができ、“ついに初体験!”とはいかず、紆余曲折(うよきょくせつ)の末、30歳でめでたく突破。
◆初体験のよろこびとセックスへの嫌悪
「人肌ってすごい落ち着くんだな」という感想が、影木さんの満ちたりた気持ちを表現しています。しかし「5回もしたらセックスが嫌になった」という事態に。
過去の痴漢経験で、男性に対する嫌悪感が心のどこかに残っているのかもしれない、という心理は、影木さんでなくとも、誰にでもあることではないでしょうか。
お付き合いした人数やセックスの経験値は人それぞれ。生き方が差別されるわけではありません。こうして、影木さんは再び仕事に邁進(まいしん)するのです。
◆家族の変化とひとりになる不安
30代から40代へ。女性ならふと思うことがあります。「結婚しなくていいのかな?子どもを産まなくていいのかな?」
影木さんが初めてちゃんと結婚と向き合った時、すでに弟であるDAIGOさんはブレイクしていました。DAIGOさんの姉としてテレビに呼ばれる機会も増え、影木さんは「結婚したいので、テレビでお見合い相手を募集してくださいよ」と口走ってしまい、なんとそれが実現してしまうのです。
4人の男性とお見合いしましたが、すべてが頓挫(とんざ)。影木さん40歳、気落ちして、結婚も出産もあきらめようとかたく誓ったはずなのですが…。
振りかえってみると、一人暮らしは不向き、ルームシェア生活も不向きです。自律神経に不調をきたして実家に戻れば、あたたかい部屋と両親が迎えてくれました。
影木さんは、ひとりは無理だと改めて痛感。でも仲のいいDAIGOさんは北川景子さんとの結婚で実家を出て、今は健在の両親も、いずれはいなくなってしまいます。
“40歳になって何を悠長(ゆうちょう)に構えているのだ?”とか、“仕事もあるのだから甘えている場合ではないのでは?”など、手厳しい意見もあるかもしれません。
とはいえ、人が何かを心の奥底から望むのは、案外こんなきっかけからではないでしょうか。ひとりになりたくない、さみしい。そして漠然とした「女としてこのまま終わっていいのかな?」という不安。
ここから影木さんの、本気の婚活が開始するのです。
◆40代で本気の婚活宣言
影木さんは名の知れた漫画家で、ご家族も有名人。下心のある人が接近してくる恐れも、SNSで拡散される心配もあります。そうなると、マッチングアプリや結婚相談所には飛び込めません。
ねらい目はいわゆる口コミ。方々で「婚活宣言」をしてリターンをねらう、昔ながらの「いい人がいたら紹介してよ」作戦です。
影木さんが潔(いさぎよ)いのは、出会う男性に臆(億)せず「結婚していますか?」「離婚したら教えてください」と確認するところです。
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オタク、マニアック路線の漫画家、アラフィフ、ついでに難ありな性格。こんな私でも結婚できる?
『50婚 影木おひとり様やめるってよ』(KADOKAWA)は、純粋さゆえに、こじれてもがいた女性が、やがてハッピーライフをつかむまでの痛快エッセイ。
◆50歳が適齢期だった女性のけわしい道
BL沼や歪(ゆが)んだ性知識で頭の中はいっぱいだったものの、実際の恋愛免疫力ゼロ。28歳まで彼氏なし、初体験もなし。そんな影木さんの結婚への道は、けわしくないはずはないのです。
20代で漫画家デビュー、順調に仕事をこなすうちに、初めての彼氏ができ、“ついに初体験!”とはいかず、紆余曲折(うよきょくせつ)の末、30歳でめでたく突破。
◆初体験のよろこびとセックスへの嫌悪
「人肌ってすごい落ち着くんだな」という感想が、影木さんの満ちたりた気持ちを表現しています。しかし「5回もしたらセックスが嫌になった」という事態に。
過去の痴漢経験で、男性に対する嫌悪感が心のどこかに残っているのかもしれない、という心理は、影木さんでなくとも、誰にでもあることではないでしょうか。
お付き合いした人数やセックスの経験値は人それぞれ。生き方が差別されるわけではありません。こうして、影木さんは再び仕事に邁進(まいしん)するのです。
◆家族の変化とひとりになる不安
30代から40代へ。女性ならふと思うことがあります。「結婚しなくていいのかな?子どもを産まなくていいのかな?」
影木さんが初めてちゃんと結婚と向き合った時、すでに弟であるDAIGOさんはブレイクしていました。DAIGOさんの姉としてテレビに呼ばれる機会も増え、影木さんは「結婚したいので、テレビでお見合い相手を募集してくださいよ」と口走ってしまい、なんとそれが実現してしまうのです。
4人の男性とお見合いしましたが、すべてが頓挫(とんざ)。影木さん40歳、気落ちして、結婚も出産もあきらめようとかたく誓ったはずなのですが…。
振りかえってみると、一人暮らしは不向き、ルームシェア生活も不向きです。自律神経に不調をきたして実家に戻れば、あたたかい部屋と両親が迎えてくれました。
影木さんは、ひとりは無理だと改めて痛感。でも仲のいいDAIGOさんは北川景子さんとの結婚で実家を出て、今は健在の両親も、いずれはいなくなってしまいます。
“40歳になって何を悠長(ゆうちょう)に構えているのだ?”とか、“仕事もあるのだから甘えている場合ではないのでは?”など、手厳しい意見もあるかもしれません。
とはいえ、人が何かを心の奥底から望むのは、案外こんなきっかけからではないでしょうか。ひとりになりたくない、さみしい。そして漠然とした「女としてこのまま終わっていいのかな?」という不安。
ここから影木さんの、本気の婚活が開始するのです。
◆40代で本気の婚活宣言
影木さんは名の知れた漫画家で、ご家族も有名人。下心のある人が接近してくる恐れも、SNSで拡散される心配もあります。そうなると、マッチングアプリや結婚相談所には飛び込めません。
ねらい目はいわゆる口コミ。方々で「婚活宣言」をしてリターンをねらう、昔ながらの「いい人がいたら紹介してよ」作戦です。
影木さんが潔(いさぎよ)いのは、出会う男性に臆(億)せず「結婚していますか?」「離婚したら教えてください」と確認するところです。