ミュージカル『SIX』日本キャスト版、6名の王妃役が決定 世界基準のオーディションで選ばれたWキャストで上演
2025年1月に東京で上演が決定しているミュージカル『SIX』来日公演に続き、日本キャスト版公演が2025年1~3月東京・愛知・大阪にて行われる。この度、日本キャスト版の出演者、公演日の詳細が発表された。
本作は、英国史上最も有名な暴君として知られている英国王ヘンリー8世の、6人の元妻たちが各々の劇的な人生をポップ&ロック調のキャッチーな楽曲で歌い上げる、80分間のノンストップライブパフォーマンス仕立てのミュージカル。題材となっているヘンリー8世の6人の元王妃たちの壮絶な運命、1人目の妃キャサリン・オブ・アラゴンは、長年連れ添ったにも関わらず王が愛人と結婚する為に離婚。2人目の妃アン・ブーリンは略奪婚に成功し王妃の座を得るも斬首に処せられる。3番目の妃ジェーン・シーモアは王待望の息子を産むが産褥死。4番目の妃アナ・オブ・クレーヴスは結婚前に見た肖像画と似ていないという理由で即離婚。5番目の妃キャサリン・ハワードは、前恋人との密会が疑われ斬首。6番目の妃キャサリン・パーは、王に先立たれ生き残る。
それぞれに過酷な人生を送った彼女たちは、現代に蘇りガールズバンドを組み「誰がいちばん悲惨な目にあったのか」でリードボーカルを決めることになり、競い歌う。劇中では「Divorced(離婚)、Beheaded(打首)、Died(死亡)、Divorced(離婚)、Beheaded(打首)、Survived(死別)」と6名が辿った人生のキーフレーズが飛び交う斬新なストーリーが展開する。
ミュージカル『SIX』は、2017年にケンブリッジ大学の学生により制作され、世界最大の芸術祭エジンバラ・フェスティバル・フリンジで発表されるとたちまち話題となり、すぐにUKツアーが決定。瞬く間にヒット作となり、2019年にはウエストエンドで公演。さらにはUKツアーと北米ツアーを経て、2020年にはブロードウェイでも上演。その人気は止まることを知らず、ヨーロッパ各地やオーストラリア、韓国等世界各国で上演されることになった。2019年にはオリヴィエ賞で作品・助演・音楽・振付・衣裳デザインの5部門でノミネート、2022年トニー賞では、8部門にノミネートされ、ミュージカル衣裳デザイン賞、オリジナル楽曲賞受賞の快挙を遂げた
世界中を虜にし、客席を熱狂の渦に巻き込んでいる話題の大ヒットミュージカルが遂に日本初演となる。先に上演される来日版は、英国からのツアーキャストによる英語上演(日本語字幕付)に対し、日本キャスト版は世界基準のオーディションで選ばれた日本キャストによる日本語上演となる。
そんな注目の日本キャストは、キャサリン・オブ・アラゴン Catherine of Aragon 役を鈴木瑛美子・ソニン(東京のみ)、アン・ブーリン Anne Boleyn 役を田村芽実(東京・愛知のみ)・皆本麻帆、ジェーン・シーモア Jane Seymour 役を原田真絢・遥海、アナ・オブ・クレーヴス Anna of Cleves 役をエリアンナ・菅谷真理恵、キャサリン・ハワード Katherine Howard 役を鈴木愛理・豊原江理佳、キャサリン・パー Catherine Parr 役を和希そら・斎藤瑠希が務める(全役Wキャスト・各役五十音順)。
今最も熱いステージに注目しよう。
【STORY】
16世紀の英国、テューダー朝。長兄の早世により王位を継承することとなった弟ヘンリー。
その在位38年間、”ヘンリー8世”は離婚と処刑を繰り返し、6度の結婚を経験する。
「英国史上最も有名でスキャンダラスな暴君」として知られるヘンリー8世…
ではなく、その元妻たち 6人がマイクを握る!
王妃たちは現代に蘇り、歴史上最もパワフルなガールズバンドを結成。
しかし、誰がこのバンドの主役になるのか--
それぞれの愛と喪失、共通する悪名高い元夫の物語、
そしてこれまでの王による王のために語られてきた歴史ではない「彼女たち」の歴史を語り継ぐべくテューダー朝のヒストリーを、力強く書き直す!
ミュージカル『SIX』日本キャスト発表!