イングランド代表などを率いたスベン・ゴラン・エリクソン氏が76歳で亡くなった。英『スカイスポーツ』や『BBC』が伝えている。

 母国のスウェーデンで指導者としての道を歩み始めたエリクソン氏。82年にIFKヨーテボリをUEFAカップ優勝へと導くと、ベンフィカやセリエAの数クラブを指揮し、99-00シーズンにはラツィオを率いてセリエAを制覇した。

 01年からは、史上初となる外国人監督としてイングランド代表監督に就任し、日韓W杯、EURO2004、ドイツW杯でベスト8進出。その後はマンチェスター・Cやメキシコ代表、コートジボワール代表などを率いた。

 エリクソン氏は今年1月に末期がんを患っていること、余命「約1年」と伝えられたことを明かしていた。