トヨタが新型「カローラ」初公開! ド迫力デザイン+「“スゴイ”8速AT」新採用! 300馬力超え「直3」搭載の「“超すごい”ハッチバック」豪州でも登場

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6速MTに加えモータースポーツに対応可能な新型「8速AT」を追加

 トヨタのオーストラリア法人は2024年8月1日、スポーツモデル「GRカローラ」の改良モデルを発表しました。
 
 エンジンなどの性能向上に加え、新たに8速ATモデルが追加されます。

新型「カローラ」がめちゃスゴイ!?

 カローラシリーズは1966年のデビュー以来、現行モデルで12代目。2021年に世界累計販売5000万台を達成しており、トヨタを代表する大衆車ブランドとして歴史を重ねています。

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 いっぽうで、ラリーやレースなどさまざまなモータースポーツシーンで幅広く活躍をしてきたクルマでもあります。

 現行モデルは、2018年にまず5ドアハッチバックモデルの「カローラスポーツ」が先行デビュー。その後2019年に4ドアセダンモデル「カローラ」とステーションワゴンモデル「カローラツーリング」が追加されました。

 さらに、2020年にはクロスオーバーSUVの「カローラクロス」を新設定し、日本では2021年に発売を開始し好評を博しています。

 そして2022年に世界初公開されたのが、4WDスポーツモデルの「GRカローラ」です。

 豊田章男社長(当時)の「お客様をとりこにするカローラを取り戻したい!」との強い思いのもと、レースで勝つために鍛えたクルマを市販化するという、逆転の発想で開発されました。

 カローラスポーツをベースに、ワイドボディ・ワイドトレッド化を図り、最高出力304馬力(224kW)・最大トルク370Nmを発揮する高性能な1.6リッター直列3気筒ターボエンジンを搭載しています。

 トランスミッションはiMT(6速マニュアルトランスミッション)で、駆動方式は前後駆動力可変システムを備えたスポーツ4WD「GR-FOUR」を組み合わせます。

 今回実施された一部改良では、強化された冷却機能を活かすとともに空力性能向上を図るため再デザインされたフロントバンパーを採用したほか、足回りの設定も見直されました。

 さらにエンジンは、最高出力をそのままに最大トルクを30Nmアップの400Nmとしています。

 加えて、ラリー参戦などで鍛え上げられた新開発の「GAZOO Racing Direct Automatic Transmission(GR-DAT)」8速オートマチックトランスミッション仕様も新たに設定され、選択の幅を広げています。

 GR-DATはスポーツ走行にも最適化されており、プロドライバーによるシフト操作と同じようなギア選択を可能にするといいます。

 なおオーストラリア仕様の詳細や価格については、同モデルが現地で発売される予定の2024年第4四半期に近付いた時点で明らかにされる模様です。

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 トヨタ・オーストラリアのセールス、マーケティング、フランチャイズ事業担当副社長ショーン・ハンリー氏は、新型GRカローラについて、次のように話します。

「2023年にGRカローラを初めて発売したとき、レースカーのパフォーマンスと5ドアハッチの実用性を兼ね備えたこのクルマは、運転愛好家の間ですぐにヒットしました。

 そのGRカローラにATのオプションを追加することで、レース育ちのホットハッチの魅力がさらに高まるでしょう」