高橋文哉、ヤンキー姿で登場の会見を途中退席 オタク姿で再び現れ二役の変化見せる

写真拡大 (全17枚)

19日にスタートするテレビ朝日系ドラマ『伝説の頭 翔』(毎週金曜23:15〜)の囲み取材会が17日、東京・六本木の同局本社で行われ、高橋文哉、関水渚、井桁弘恵、菅生新樹、森香澄が登壇。高橋が一人二役の変化を見せた。

高橋文哉


○『伝説の頭 翔』、高橋文哉主演で実写化

『クロサギ』や『正直不動産』など、多くの実写化漫画の原案で知られる夏原武氏の原作デビュー作として、2003年〜2005年にコミック雑誌『週刊少年マガジン』(講談社)にて連載され人気を博した『伝説の頭(ヘッド) 翔』が満を持して初実写化。主演の高橋文哉が、1,000人を超えるヤンキーたちを従える不良チーム「グランドクロス」を束ねる伝説の頭・伊集院翔と、クラスでもまったく存在感がなく、スクールカースト最下層の万年パシリ・山田達人という最強と最弱の二人を、一人二役で演じる。

一人二役を演じることについて「複雑で難しそうだなと思っていただいてると思うんですけど、意外とそんなことない」と高橋。「でも1つだけとっても大変なことがあって、それが自分と会話をすること。達人と翔が話すシーンは、頭がぐるぐる回る感じで、その日の帰りはいつもの5倍ぐらい疲れて帰ります」と笑いながら明かしつつ、2人を1日で演じ分けることがないので、新鮮で楽しい」と充実した撮影を語った。











そしてヤンキー役についても「やっぱり男の子はヤンキーになりたいもの」と目を輝かせ、「学生の頃からヤンキーものの映画、ドラマ、漫画を見てきたので願いが叶った」と喜ぶが、「でも、思ってた形とは違って。中身は(万年パシリの)達人なので、やられっぱなし。もっと(伝説の頭の)翔のパートを演じたい」と打ち明けた。菅生はそんな高橋について「本当に大変な役だと思うんですけど、一番楽しんでやってるんですよね。文哉がすごく楽しんでる姿を見て、皆も頑張ろうと思えるので、さすが座長です」と座長ぶりに太鼓判を押した。

○高橋文哉、会見をまさかの途中退席!?

会見はそれぞれが役どころや現場の雰囲気を語ったり、フォトセッションを行ったりと順調に進行していたが、突然高橋が「僕、この後予定がありまして。フォトセッションもやったし、もういいかなって」と言い出し、退席してしまう。











一同は、「えーっ!?」「主演ドラマの取材より大事な予定!?」「マジ!?」とオロオロ。とりあえず、達人が命を懸けて激推しするアイドル「古くさい街角のスケ番ズ(通称:街スケ)」の楽曲「バッキャロー! LOVE」のミュージックビデオを皆で見ることに。MVが流れ出すと、そこへ達人の姿に変身した高橋が登場。「バッキャロー! LOVEが見たくて来ました」「翔さんとすれ違いましたよ」と達人のキャラクターとして合流し、実際に楽曲を歌って踊る関水と森を“街スケオタク”として大いに盛り上げた。









そして最後に高橋は、「今見ていただいた現場のこの空気感と、キャスト陣の息の合ったアクションやお芝居を楽しく見ていただけるドラマです。平日の最後、金曜日の夜に笑ってスカっとして、健やかに土日を迎えていただけたら。そして僕はこの作品をヒューマンドラマだと思っています。山田達人という人間が、最終話に向けてどう変わっていくのか見てほしい」と呼びかけ、会見を締めくくった。