「本当に申し訳ない」人種差別騒動で仏を怒らせたアルゼンチン代表エンソ・フェルナンデスが謝罪

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14日に行われたコロンビアとの決勝に1-0で勝利して、コパ・アメリカ連覇を果たしたアルゼンチン代表

そうしたなか、チェルシーでプレーするアルゼンチン代表MFエンソ・フェルナンデスらが人種差別的なチャントを歌っていた映像が物議を醸している。

「やつらはフランスでプレーしているが、全員アンゴラ出身だ。やつらはトランスジェンダーと寝るのが好き。母親はナイジェリア人、父親はカメルーン人だが、パスポートにはこう書いてある、フランス人」などと歌っていたのだ(アルゼンチンは2022年ワールドカップ決勝でフランスを撃破して優勝したが、カメルーンにもルーツを持つキリアン・エムバペの南米軽視ともとれる発言が問題になった)。

フランスサッカー連盟はエンソらの行動について強く非難しつつ、FIFAへの申し立てを行うと発表している。

この騒動を受けてエンソは、SNS上に謝罪するメッセージを投稿した。

「代表チームの祝賀会の最中に自分のInstagramチャンネルに投稿されたビデオについて心から謝罪したい。

あの歌には非常に攻撃的な言葉が含まれており、あのような言葉にはまったく弁解の余地がない。

僕はあらゆる形の差別に反対しており、コパ・アメリカの祝勝会の熱狂に巻き込まれてしまったことを謝罪する。

あのビデオ、あの瞬間、あの言葉は、僕の信念や性格を反映したものではない。本当に申し訳ない」

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チェルシーに所属するフランス系の選手たちはエンソの行動に強く反発しているようで、アクセル・ディザジ、マロ・ギュスト、ウェスレイ・フォファナは彼のInstagramをアンフォローしている。