エミネム、4年半ぶり新アルバム『The Death of Slim Shady (Coup De Grâce)』をリリース

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Guess who's back? エミネムの通算12枚目、4年半ぶりとなる待望のニュー・アルバム『The Death of Slim Shady (Coup De Grâce)』<ザ・デス・オブ・スリム・シェイディ(クー・ドゥ・グラス)>をリリースした。

タイトルは「スリム・シェイディの死(とどめの一撃)」という意味で、アートワークには、エミネムの分身であるスリム・シェイディが顔を覗かせる。同作には、スカイラー・グレイ、ホワイト・ゴールド、JIDほか、豪華ゲスト陣が参加し、先行トラック「Houdini」、ビッグ・ショーンやベビートロンがゲスト参加した「Tobey」を含む全19曲が収録となっている。

アルバムリリースに先駆け、エミネムは自身のSNSで、本作は全体を通したコンセプトアルバムであることを明かし、順番に聴いてほしいとコメント。予告映像には、「SLIM SHADY 1997 - 2024」と彫り込まれた墓石に唾を吐く人物が現れ、スリム・シェイディの後ろ姿と思われる映像に「彼を俺の地下室に閉じ込めた」というコメント付け投稿した。

今回のアルバムは、エミネムのキャリア初期に登場し、若く擦れた分身として活躍したスリム・シェイディというキャラクターに別れを告げることをテーマに、エミネムとスリム・シェイディの両方の長所を融合させ、自身の悪評やふざけた行為を取り上げている。長年、その辛辣な歌詞や態度でポップ・カルチャーを悩ませてきた悪名高きキャラクターへのオマージュに近い作品となった。

アルバム最後のトラック「Somebody Save Me」では、幼少時代の娘とエミネム自身が会話する音声から始まり、父親として至らなかった若き自分に対する後悔の念や、3人娘ヘイリー、アレイナ、スティーヴィーへ詫びるメッセージを歌い、本作の幕を閉じている。

ニュー・アルバム『The Death of Slim Shady (Coup De Grâce)』は配信中。

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