【ニューデリー時事】インド北部ウッタルプラデシュ州ハトラスで2日に起きた雑踏事故で、ヒンズー教の行事が開かれた現場には主催者の想定の3倍以上に当たる約25万人が集まっていたことが分かった。

 地元メディアが3日、警察による初期段階の捜査報告書の内容を伝えた。多数の人が密集したことが事故の要因とみられている。

 報道によると、少なくとも121人が死亡した。主催者は信者約8万人が参加する行事開催の許可を申請。これに基づき、地元当局は交通整理をはじめとする対応を取った。警察は主催者に対する過失致死容疑などで捜査を始めた。