スポニチ

写真拡大

 芸能事務所「アミューズ」は23日、同社法務部の公式X(旧ツイッター)を更新。SNSユーザーに対して名誉毀損ツイートを拡散することへの注意喚起を行った。ネット上にシンガー・ソングライターで俳優の星野源(43)やアミューズについての憶測が流れ、同社はそれらを完全否定するとともに発信者に対する法的措置を検討することを明らかにしていた。

 22日午後10時ごろ、X上において星野を連想させる不倫スキャンダルのうわさが投稿され、わずか数時間で2万件拡散されるなど大きな話題に。深夜には、星野の名前がトレンドにも上がり、さまざまな憶測がネット上を駆け巡った。

 これを受け、同事務所は23日午前3時半ごろ「滝沢ガレソ氏によるXでの投稿に関連して、アミューズ所属の星野源の名前を挙げての憶測が拡散され当社にも多くのお問合せが寄せられています」とし、声明を発表。「星野源において当該投稿にある事実は一切なく、また当社が記事をもみ消した事実も一切ありません。虚偽の情報の拡散、発信には法的措置を検討いたします」と、真っ向から否定していた。

 

 最新の投稿に記載されたメッセージは下記の通り。

 当社とは無関係の名誉毀損事件についてですが、東京高等裁判所が、2022年11月10日、名誉毀損ツイートをリツイート(現在の「リポスト」)することがその事案においては違法であるとの判決を出しました。

 つまり、SNSのご利用に際しては、名誉毀損ツイートをリツイート(現在の「リポスト」)することにより法的責任が発生することもあるということについてもご認識いただく必要があるといえます。

 また、名誉毀損になりえることとは別に、SNSへの書込みやDMで誹謗中傷を繰り返す行為は迷惑防止条例で定められる「つきまとい行為」に該当する場合もあります。この迷惑防止条例違反は、罰則もある犯罪行為です。