交代する64分までアンカーで奮闘した遠藤。(C)Getty Images

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 現地の解説者も称賛した。

 遠藤航が所属するリバプールは現地5月5日に開催されたプレミアリーグの第36節で、トッテナムをホームに迎え、4−2で勝利を収めた。

 モハメド・サラーのヘッド弾で16分に先制したリバプールは、その後も得点を重ね、60分までに4点をリードする。

 しかし、64分にアンカーの遠藤と左SBのアンドリュー・ロバートソンに代えて、ステファン・バイチェティッチとジョー・ゴメスを投入すると流れが変わり、そこから2失点。最後はばたつく結果となった。
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 その日本代表MFを称えたのが、元イングランド代表FWのディオン・ダブリン氏だ。英メディア『THE BOOT ROOM』によれば、英公共放送『BBC』のラジオで、「エンドウは本当に並外れていた」と称えている。

「彼は全く動いていない。彼はマカリステルと(ハービー・)エリオットにやりたいことをやらせ、とても規律正しく中盤をまとめた」

 マンチェスター・ユナイテッドやアストン・ビラなどでプレーした同氏は、「それが私にとっての違いだった。5人か6人の前の選手にやるべきことをやらせて、ボールを失っても良い状態でいられるんだ」と賛辞を続けた。

 遠藤がいるからこそ、チームが機能する。そのプレーぶりに拍手を送った。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部