40代になると規則正しい生活をしているにもかかわらず、日によって体調に変化が。自身も40代で、ESSEフレンズエディターのかつらさんは、1日をスムーズに過ごすためには「朝時間」の過ごし方が大切だと気づいたそう。そんなかつらさんが、毎朝習慣にしている1日を整えるための4つのルーティンをレポートします。

ルーティン1：好きな飲み物を1杯飲む

私にとって朝に抹茶を飲むことは、ぜいたくでとても幸せな気分を味わえるひとときです。抹茶の独特な泡立ち加減や作法を取り入れて丁寧に飲む特別感が好きで、今では茶道を習い始めたほど。1人時間に飲むことで濃さ＆量が自分好みにたてられ、お湯を注いだ抹茶を茶筅（ちゃせん）で溶かす「シャカシャカ」という音が心地よいBGMにもなります。

このように、朝から好きな飲み物をゆっくり味わう時間をもつことがリラックスに。

ルーティン2：自然の音に耳をすます

ベランダに出て朝の澄みきった空気を吸い、鳥の声、クルマのエンジン音を聞きます。忙しい毎日では気づけなかった風のサラサラ、雨のザーザー、雪解けのポトポト…。たとえ雨の日でも音は毎日違うことに気づきました。自然の音は、フィーリングミュージックに負けないぐらいリラックスでき、生きている楽しさを実感できます。

ルーティン3：朝パックで目覚めスッキリ

MEGUMIさんの著書を読んだのをきっかけに始めた朝パックでしたが、今ではパックがないと1日が始まらない、スッキリしない、目が覚めないなどいつの間にか私の必需品に。朝パックした日としなかった日では明らかにファンデーションをつけたときの肌のノリが違ううえに、肌がうるおっていると1日じゅう気分よく過ごせます。

ルーティン4：10分体操で体を起こす

ここ数年はNHKの『テレビ体操』（6:25〜6:35で放送)を見ながら、毎朝体操をしています。10分とは言え、メニューによっては息ぎれすることもあり、運動不足の私にはうってつけ。朝軽く体を動かすことで、ケガをしにくくなる、肩こりや頭痛が軽減される、などいいことづくめでした。最初は毎日重かった体が、体操を始めてからは軽くなり、家事をする動きに機敏さが出てきました。

家族より少し早起きしてつくる1人時間は、体調が変化しやすい40代の私にとって、1日をスタートさせるための大切なひととき。環境が変わる忙しい年度はじめも、朝時間で“整う”ことで、心身ともに安定して過ごせる気がします。