無料で使えるオープンソースのデスクトップ環境「Puter」レビュー
GitHubでオープンソースプロジェクトとして公開されている「Puter」は、高速で機能が豊富、かつ拡張性が高いことが特徴のブラウザベースのデスクトップ環境で、Google DriveやDropboxに代わるクラウドストレージやリモートの仮想デスクトップとして使うこともできます。一体どんな使い勝手なのか気になったので、実際に触ってみました。
GitHub - HeyPuter/puter: The Internet OS!
Puterはリポジトリをクローンしてセットアップすることで使えますが、デモ版も用意されているので、今回はこちらを使っていきます。
デスクトップ環境としての機能は下のツールバーにまとめられています。
例えば、ExploreではファイルをアップロードしてWindowsのエクスプローラーと同様に操作することができます。
ダブルクリックと、画像ファイルを開いたり編集するアプリケーションが起動します。
テキストファイルもサポートしていましたが、docx形式のファイルは直接開けず、ダブルクリックするとローカルにダウンロードしました。
ストレージは500MBあるのでちょっとしたクラウドストレージとして使えます。
Puterの特徴の1つは、アプリやゲームの開発環境が充実している点です。
例えば、このリンクからPuterで公開されているFPSのHalf Lifeをプレイすることができます。
このままだと作業内容が消えてしまうので、右上の赤枠で囲ったボタンからアカウントを作成します。
「Username」にはあらかじめランダムなユーザー名が割り当てられているので、そのままでいいなら変更は不要です。あとは、メールアドレスとパスワードを設定して「Create Account」をクリックします。すると、入力したメールアドレスに認証用のメールが届いているので、そのメールにあるリンクをクリックすればアカウント作成完了です。