写真はイメージです(以下同じ)
恋愛・婚活コンサルタントの菊乃です。

これまで「変わりたい」「結婚したい」と相談に来られた1000人以上の方々のうち、4割ぐらいが「一度もお付き合い経験がない女性」。そして筆者自身も20代まで、化粧もせず髪もボサボサの“完全なる非モテ”でした。一念発起して自分を変え、皆さんの“もったいないところ”をアドバイスしてきた経験から、恋愛・婚活に役立つリアルな情報をお届けします。
◆「30歳になったらヤバイ」29歳という病

恋愛や結婚の相談を受けていると、30歳間際に漠然とした不安を抱えてしまう独身の方は多いです。ある日相談に来た美沙さん(仮名/サービス業)という女性も、29歳になった時に猛烈に不安になって焦ったそうです。

なにがなんでも結婚したいとまでは思っていなくても、未婚で幸せな生活のロールモデルが身近にいないのです。

若い方が婚活に有利なのは間違いないですし、理想の家族像があるわけではない美沙さん。「今から結婚願望がない男性と出会い、ダラダラ付き合って30代になっては危険」と思って消去法で結婚相談所に登録し、ガチ婚活を始めました。

美沙さんに会ってみたいという申込はたくさん来たそうです。ですがスーツを着ている男性は、どれも同じに見えました。

◆休日を潰して男性たちと会い続けた結果

そんなタイミングで、美沙さんの部署で人事異動がありました。新しい人への引き継ぎがスムーズにできておらず、土日に連絡が来ることもあって当時はストレスが溜まっていたそうです。それでも「30歳になったらもっと申込が減る」と考えると焦ってしまい、無理してでも男性たちと会わなければと思ったのです。

筆者自身も29歳の時には、30代になったらヤバイと思っていました。

就活の時に面接官から「何歳ぐらいで結婚したいですか?」と質問されて、何の根拠もないのですが「28歳」と回答したのです。学生時代は、28歳ぐらいの頃には結婚しているだろうと思っていました。気が付いたら結婚する相手もいないまま28歳が終わり「こんなはずじゃなかった」と猛烈に焦りました。

29歳という年齢は、不安になりやすいのです。過ぎてしまえば「まだ29歳」かもしれないけれど、その時は「もう29歳」と思ってしまいがち。そして焦って視野が狭くなり、根性論の無計画な婚活をしてパンクする女性は多いのです。

美沙さんはどの男性に会うか決めるだけでも疲れ、初めて会う男性とホテルのラウンジでお茶をするのも疲れたそうです。相談所の人から「会わないと分からないから」と言われて会って、薄い会話だけでまた会うかどうか決めるのもまた、消耗します。

婚活が“ノルマ”になり……プツンとキレた

美沙さんの職場はたまに土曜出社もある勤務形態で、土日全てがお休みなわけではありませんでした。ですがお相手は土日を希望してきます。土日の公休日には、1日に2〜3件お見合いの予定をいれることもありました。土日の公休は全て婚活の予定でつぶれ、友達や妹と遊ぶ日がなくなります。

2回目のデートに進んだ男性からはLINEが届き、返信もしなきゃと焦ったそうです。LINEは疲れるものの、返信の間隔があく男性がいればそれなりに不安になります。

何人かは2回目のデートに進んだものの、予定も詰まって疲れていたため次のデートは2〜3週間後に設定していました。間隔もあき、2回目に会っても距離が縮まることもないので、どの男性も決め手に欠けます。並行して他の男性からの申込もあるので、その人たちと会ってみるか断るのかも決めなければなりません。

2回目デートの間隔が3週間後だと、3回目デートは出会ってから2カ月目ぐらいになってしまいます。結婚相談所からは「仮交際期間は3か月だからそろそろどうするか決めましょう」と言われ、さらにしんどくなりました。