死亡事故→見殺し同然対応の韓国女性DJ、遺族への謝罪で“ウソ”…虚偽の「父を失った」発言

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酒気帯び運転で死亡事故を起こした韓国女性DJが、遺族への謝罪に“嘘”を紛れ込ませていたことが発覚した。

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DJとして活動しているイェソンは2月3日明朝、泥酔状態でベンツを運転し、ソウル中心街でバイクに衝突した疑いが持たれている。この事故により、バイクで配達中だった50代男性は心配停止状態で病院に搬送されたが、死亡した。

事故当時、イェソンの血中アルコール濃度は免許取り消しレベルの0.08%を越えた状態だったという。

現行犯逮捕された彼女の血中アルコール濃度は、免許取り消し水準である0.08%を越えていた。簡易薬物検査では麻薬の陽性反応は出ず、同乗者はいなかった。飲酒運転に加えて、イェソンは事故直後、被害者を救護せずペットを抱きしめて傍観していたという目撃談も出ている。

そして5日、イェソンは特定犯罪加重処罰などに関する法律違反(危険運転致死)の疑いで、ソウル中央地裁で拘束前被疑者尋問(令状実質審査)を受けた。裁判所は「逃走する恐れがある」として拘束令状を発行している。

母親もウソ認める…
(写真=オンラインコミュニティ)イェソン

その後、イェソンは7日にメディアを通じて謝罪文を発表。「事故が起きた直後には被害者の方が見当たらず、私が人を轢いたという事実を認知できなかった」とし、「私も幼い頃、父親を失って母親と2人きりで生きてきたので、その悲しみと空白をよく知っている。ある家庭にそのような悲しみを与えたという事実に、もう一度謝罪の言葉を申し上げたい」と遺族に伝えていた。

そんななか、情報提供を受けた『JTBC』は、イェソンの実父は健在だと報道。情報提供者は『JTBC』に「イェソンの父親は今も元気に生きている。一体なぜ死んだことにしたのか分からない」と述べたという。

結局、この情報を事実だと認めイェソン。嘘をついた理由として、「娘の立場を母親として伝えたため誤解が生じた」と供述。そして彼女の母親も、「父親を失ったわけではなく、父親なしで育った」とし、イェソンは3歳の時から父親なしでそだったため、恐らく勘違いしたようだ」と明らかにしている。

なお、イェソンはDJとして韓国や中国で活動し、コロナ禍以降は韓国を中心に活動している。今回の事故後、ネット上では「江南ベンツ女」と称され、身元を特定する動きが活発化した。それによりSNSやYouTubeチャンネルを非公開としている。