金子晃大
K-1ファイターの金子晃大(27)が7日、『K-1 AWARDS(アウォーズ)2023』の年間最優秀選手賞(MVP)を受賞し、都内のホテルで行われた表彰式に出席した。

金子選手は昨年、4戦全勝(1KO)の成績を収めた。その中でも、9月10日に横浜アリーナで行われたスーパーバンダム級のタイトルマッチで玖村将史と3度目の対決で激闘を繰り広げて、延長戦で決着。2度目の王座防衛に成功していたことが評価されていた。

受賞した金子は「去年やってきた試合、賞を頂けることで評価されて、率直に嬉しいなと思います」と喜んだ。この日、プレゼンターで現れた元格闘家の魔裟斗(44)は「僕が通った(三軒茶屋)シルバーウルフジムの後輩でもあるのですが、とにかく真面目で練習をたくさんする。それが強さにつながっている」とコメントを寄せた。

▼ (左から)カルロス菊田氏、魔裟斗、金子晃大、ゆうちゃみ


今後の闘いについては、来る・3月17日、東京体育館で行われる格闘技団体・RISEの大会『RISE ELDRADO 2024』に乗り込んで、RISE前バンタム級王者の鈴木真彦(26)と対戦する。その鈴木には、2022年に東京ドームで行われた『THE MATCH』で0―2で敗れている悔しさがあることから「1回負けている。そのリベンジ、借りを返さないといけない。1年半が経って、今度の試合への覚悟を相手に、そして見ている方にも伝わればいい。MVPという立場からも負けられない」と意気込みを話した。

K-1全体を見据えたところでは、海外展開のパワーアップ計画がある。その一員となり「日本の選手が、世界でも通用するということを見せていきたい」とアピールする姿も想像していた。

年間表彰式は、7回目の開催。主な受賞者は、以下のとおり。

・年間最優秀選手賞(MVP):金子晃大
・最高試合賞:玖村将史vs鈴木真彦
・ベストKO賞:オウヤン・フェン(12.9 K-1 vs 和島大海 戦)
・技能賞:リュウ・ツァー
・敢闘賞:菅原美優
・殊勲賞:松倉信太郎
・新人賞:村田健悟

・Krush 最優秀選手賞:稲垣柊
・Krush 最高試合賞:森坂陸vs篠塚辰樹

・アマチュア最優秀選手賞(2名):上野泰貴、林美菜
・ベストアマチュアGYM賞:K-1ジム大宮
・功労賞(4名):愛鷹亮、壽美、島野浩太朗、萩原秀斗
・K-1 ReBIRTH賞:武林風

・ベストおさわがせ賞(ファンが選ぶ賞):カルロス菊田K-1プロデューサー
・ベストガールズ賞:K-1 GIRLSのうらら
・ベストレフェリー賞:梅木良則

プレゼンターには、魔裟斗、ゆうちゃみ、ヤーレンズ(楢原真樹/出井隼之介)、梅沢富美男、渡辺美奈代熊切あさ美井口綾子、小浜桃奈、幻冬舎の箕輪厚介氏、K-1プロデューサーの大木知葉氏、カルロス菊田氏、Krush Evangelistの石川直生氏らが任されていた。

▼ (左から)魔裟斗、金子晃大、ゆうちゃみ


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