普段よく使う小物は「片づけやすい仕組み」をつくっておくのが便利。そこで活用したいのが、冷蔵庫にマグネットで小物を貼る収納術です。ここでは、キッチンがすっきり片づくマグネット収納のコツを、ESSEフレンズエディターで整理収納アドバイザーの宮入京子さんがお伝えします。

とにかくラクな「マグネット」収納

リビングやキッチンなどで「よく使うもの」はなんですか? よく使うものの「片づく仕組み」をつくっておくと、ラクにキレイな部屋をキープできます。
磁石がくっつく冷蔵庫の側面などに、小さいマグネットを貼りつけておくだけで「片づく仕組み」ができますよ。

⚫️ダイソーの超強力マグネットが便利

マグネット収納は、貼るだけで小物を片づけることができて、置き場所もひと目でわかるというメリットがあります。

私のおすすめは、ダイソーの「超強力マグネット」です。小さいのにかなり強力にくっつくので優秀! サイズも数種類あり、貼るものに合わせて大きさを選べるのもうれしいポイントです。

●出番の多い小物をすっきり収納

使用頻度の高い「爪切り」「ハサミ」「カッター」。わが家では、家族がキッチン周りに滞在することが多いので、リビング側の冷蔵庫側面に貼りつけています。

このようなよく使う小物は、冷蔵庫などサッと手に取れる場所を定位置と決めてマグネット収納に。そうすると、取りやすく、戻しやすいので自然と片づく環境になります。

ハサミや爪切りは家の中に増えてしまいがちなアイテムです。こういった小物は、最小限にしぼった方が散らかりや迷子を防ぐことができます。
その理由は「ひとつしかないから大事にする」「ひとつしかないからほかの人が探さないようにきちんと戻す」と思うようになるからです。

わが家も爪切りがいくつもあったときがありましたが、気に入ったものひとつにしてから、家族が定位置に必ず戻してくれるようになりました。そして「探す」という行為もなくなったので、ムダな時間とストレスが減りました。

「マグネット内蔵カッター」で段ボールが片づけやすく

最近はハサミやカッターにマグネットがついている商品も数多く売られるようになりましたね。
そのなかでも私がとくにおすすめしたいのが「ミドリ ダンボールカッター」。わが家の超必需品です。

マグネット内蔵でシンプルなデザイン。宅配が届いたら、段ボールをすぐにあけて、後回しにせず片づけることができます。
この段ボールカッターがサッと手に取れる位置に貼ってあれば、あけていない段ボールがたまることもなくなるでしょう。

すぐ取り出せて、定位置に戻すのも簡単なマグネット収納。片づけが苦手な方や小さな子どもがいる家庭にもおすすめです。