SNSなどでよく見かける“アレンジ”レシピ。最近では企業の公式アカウントでもたくさんのアレンジレシピを紹介していますよね。そこで今回はライター高木沙織さんがSNSで見つけた「明治 エッセル スーパーカップ」を使ってつくるスイーツをレポートします。

アイスでつくる!魅惑の「フレンチトースト」

優しい甘みと、しっとり・トロッとした食感がたまらない「フレンチトースト」。朝食やおやつに食べたいなと思う反面、意外と手間がかかってしまい、ちょっと面倒だったりもするんですよね…。そこで気になったのが、「明治 エッセル スーパーカップ」でつくる“3色フレンチトースト”のレシピです。

●アイスに牛乳を混ぜるだけ…?

公式インスタグラムがきっかけで気になっていたこのフレンチトースト。なんでも、バニラアイスに卵黄が含まれているため、卵は不要。王道の超バニラだけでなく、チョコクッキー、抹茶味のアイスに牛乳を混ぜるだけで、簡単にフレンチトーストをつくることができるのだそう。

ということで、早速「スーパーカップ 超バニラ」「スーパーカップ 抹茶」の2つのアイスを使ってフレンチトーストをつくっていきます。

<材料> ※どのフレーバーも同じ分量でOK

・お好みのスーパーカップ 半分(100ml)
・牛乳 50ml
・食パン(6枚スライス) 1枚
・バター 5g

残った「スーパーカップ」は、トッピングに使うのもおすすめです。

<つくり方>

まずは、食パンを半分にカット。

そして、耐熱容器に「スーパーカップ」と牛乳を入れて混ぜたあと、食パンの両面にしっかり浸み込ませます。

スーパーカップは事前に冷凍庫から出しておき、液状になるまで溶かします。

ちなみに、このフレンチトーストづくりにおいて反省をすると、平らな耐熱容器が自宅になかったので、食パンに調理液を浸み込ませるのに苦戦したという点。

また、明治 エッセル スーパーカップの公式インスタグラムでは食パンを浸す時間についての記載がなかったので、なんとなく全体がしっとりしたところで次の工程へ。

耐熱容器にラップをかけたら、600Wの電子レンジで1分半加熱します。

この時点で、食パンはかなりヒタヒタ状態。重量感も増し増しで、ズッシリしています。
食パンを電子レンジで加熱することで、液体の吸収率がグッと上がるため、まるで調理液にしっかり漬け込んだあとのよう。

ちなみに、ここまでの所要時間は5分弱! 難しい工程もなければ、使用する調理器具も最小限です。洗い物が少なくすむのも、うれしいポイント。

●いよいよ焼いたら完成!

あとは、フライパンにバターを入れて溶かし、両面をこんがり焼いていきます。

食パンを裏返すときには、形が崩れてしまいそうになるくらいトロットロ。片面2〜3分ほど焼き、香ばしさと甘い香りが漂ってきたところで器に盛りつければ完成です。

ここで使ったのは、ふわふわ系の食パン。調理液がパンに十分に浸み込んでふんわり感が減った代わりに、もっちもちのトロトロ食感に仕上がりました。

●気になるお味は、意外にも…?

食べてみると、甘さは控えめ。「スーパーカップ 超バニラ」自体はとっても濃厚な甘さですが、牛乳と混ぜ、さらには食パンに吸わせているので、だいぶマイルドになった印象です。おやつとしてはもちろん、おかず系のフレンチトーストにしてもいい味つけなのではないでしょうか。

バターの甘じょっぱさも程よく感じられるので、シュガーパウダーをふりかけてシンプルにいただくのもよし。逆に、もっと甘いほうがいい場合は、調理液に砂糖を加えたり、完成したフレンチトーストにメープルシロップやはちみつをかけてもいいかもしれません。

「スーパーカップ 抹茶」の場合は、食パンを四つ切りにして調理。抹茶アイスがまんべんなく浸み込んで、キレイな若草色のフレンチトーストが完成。黒蜜ときな粉で、とことん和風に味を調えるのもよさそうです。

今回は、コンビニエンスストアで買えるアイスが主役のフレンチトーストづくりをレポートしました。フレンチトースト=手間がかかるという概念が覆され、ハードルがグッと下がったように思います。気になった方は、ぜひチェックしてみてくださいね。