アラフィフからは「ながら&ついで掃除」。ズボラでも“いつ行ってもきれいな家”が続く
新年になると、「今年こそは掃除をちゃんとする」など目標を挙げる人もいるのでは。アラフィフの夫婦ふたりで暮らすミニマリストのブロガー・本多めぐさんは、「ながら&ついで掃除」で大きな掃除をすることなく、いつもきれいな状態をキープしているそう。掃除嫌いだからこそのアイデアを伺いました。
今年は大掃除を劇的ラクにする。掃除嫌いミニマリストの4つの工夫
毎日忙しいと、掃除は後まわしにしがちですよね。私はなるべくなら掃除はやりたくないズボラ主婦。なので、ラクに続けられるようにちょっとした工夫をしています。
掃除をラクにし、時間を有効に使いたい方に向けて役立つヒントをお届けします。
【実際の写真】ふたり暮らしなら一口コンロで十分。調味料や調理器具は置かずに都度出す
●1:掃除はわざわざ時間をつくらず「ながら&ついで掃除」で終わらせる
忙しい毎日、掃除にまで手をかける時間はなかなか取れないもの。なので普段から行動しながら、またはその場所に行った「ついでに」掃除をしてしまうのがオススメ。
たとえば料理をしながら、魚を焼いている間や、煮物をしている間などにキッチン周りをささっとふいたりしています。立って待つ時間が有効活用できてスッキリして一石二鳥。
また歯磨きと洗顔が終わったら、最後に水回りをササっとふき掃除してしまうのも習慣にしています。おかげで汚れがたまりません。
また、テレビを見ながらリビングの小物を整えたり、ハンディモップでホコリを払うなど、ちょっとした「ながら」の時間を掃除に活用することで、時間を有効に使えますね。ズボラさんにはあえて時間をつくらないのがオススメです。
●2:基本中の基本!そもそも、ものを置かない
ものがあれば掃除がそのぶん大変になります。ものがあると「ものをよけて、ふいて、戻して」と掃除の手間が増えるのです。なのでミニマリストの基本は「ものを置かないこと」。ものがなければ、平面をサーっとなでるだけでOK。
たとえば、キッチンカウンター、ダイニングテーブル、洗面台など、日常的に使う場所はとくにものを置かないように心がけてみてはどうでしょう。ものがなければ、サッとひとふきするだけできれいになりますし、なによりスッキリとした空間は心にも余裕をもたらします。
たとえば、キッチンでは調味料や小物をすべて引き出しに収納。使うときだけ取り出し、使った後はすぐに元の場所に戻す。これだけで、いつもキッチンが片づいているので掃除はラクになります。
●3:ホコリがたまりやすいものは布をかけてガード
電話機やルーター、コピー機など、家電には意外とホコリがたまりやすいもの。しかし、それら一つ一つをこまめにふくのはなかなかの手間。そこでおすすめなのが、「布をかけてガード」する方法です。
たとえば、プリンターや電話機に布をかけておけば、ホコリが直接つくのを防げますし、見た目もゴチャゴチャせずにすっきり。
そして、汚れたらその布を洗濯するだけ。これなら、細かい部分を一つ一つ掃除するよりずっとラクちんです。
●4:必ず汚れる所はあえて毎日の習慣にするとラク
毎日使う場所は、どうしても汚れがち。ですが、ここを毎日少しの時間をかけて掃除することで、大掃除の手間がぐんと減ります。たとえば、電子レンジまわり、ダイニングテーブル、リビングのテーブルなど、日々汚れが目立つ場所をピックアップしてみてください。
掃除は決して楽しい作業ではないかもしれませんが、ちょっとした工夫でラクにすることができます。忙しい方にも無理なく続けられる習慣を取り入れて、ラクに心地よい空間を保ちましょう。