小1の息子がトラック事故!?警察からの連絡で、相手に示談金40万円を要求されたが…かけた相手を間違ったオレオレ詐欺【作者に聞く】
ウォーカープラス年末企画!たっぷり読める、おすすめ漫画を紹介したい。今回は、こんな手口もあるのだと、注意喚起として読んでほしい一作。
ある日、みこまる(@micomalu)さんのご主人に警察署から電話がかかってきた。話を聞くと、「実は息子さんがトラック事故を起こしてしまったんです」という。一瞬「事故!?」と慌てたが話を聞いていると、どうも巷でいうオレオレ詐欺の手口のようで?
■トラックと事故!?示談金40万円と言われても…息子は
本作「息子を騙る輩に喝!」は、みこまるさんのご主人の携帯にかかってきた実話で、注意喚起のために漫画にしてSNSに投稿したという。
みこまるさんが聞いた話では、「もしかしたら仕事の電話かもしれないと思って、電話に出てみたそうです」すると…「実は息子さんが勤務中に車で事故を起こしてしまったんです」と、警察からの電話だった。突然の事故の知らせにパニックになった、みこまるパパ。
しかし、よくよく話を聞くと、息子は今仕事があって抜けることができず、警察が代理で連絡をしていると説明された。「主人はこの段階で、詐欺電話だと気付いたそうです。受話器口からタバコを吸う息遣いも聞こえてきて、こちらもかってやるつもりで話を聞いたそうです」(みこまるさん)
「相手は大丈夫なのか?」と尋ねると、無事ではあるが怪我をしていて示談で済ませたいと言う。示談金は40万円…。しかしみこまるパパが「息子が車で事故を起こすはずがない」そう相手に伝えると、相手はすぐに電話を切ったーー。その理由は、ラストまで漫画を読んでほしい。
最近では、声音が違っても「風邪を引いた」と嘘をついたり、仕事のトラブルでお金が必要という手口もある。年末年始、実家に帰省するときはこのような手口があることを家族と話して周知してみてはどうだろうか。直接携帯に警察から事故の電話がかかってきても、一旦落ち着いて、本物の息子に連絡を取るなど各自の自衛が必要である。
取材協力:みこまる(@micomalu)