街ゆくおしゃれさんのファッションを、すてきなイラストで分析する「東京おしゃれ図鑑」。今回の舞台は、代々木公園。旬なファッションやメイクのイラストがインスタで支持されているヤベミユキさんが描きます。

おしゃれさんの「アウター」が必見・代々木公園<東京おしゃれ図鑑vol.26>

原宿や新宿から近いのに、緑も多くゆったりとした雰囲気が漂う「代々木公園駅」。
街歩きついでにお散歩したり、お弁当を持ってピクニックを楽しんだり、また休日にはイベントが開催されていたりと人気のエリア。

data
12月中旬
最低気温 15℃ 最高気温 7℃
晴れ

リサーチに訪れたこの日は、朝は冷え込み冬の気温になりつつも日中は日差しが出ている晴れの日。皆さん、アウターや冬小物で防寒しつつ冬の公園コーデを楽しんでいました。

40代は「ショートダウン」でバランスよく

代々木公園でワンちゃんと一緒にお散歩を楽しんでいたのは、ショートダウンをニットワンピでバランスよく合わせていた40代の方。

ダウンジャケットはボリューミーかつショート丈を選ぶのが今年っぽい(裾をぎゅっと絞って丈を調節するのもありです)

ボリュームが出やすいダウンジャケットは、スッキリとしたニットワンピを合わせてIラインのシルエットに。
カジュアルになりやすいダウンジャケットはモヘアやラメなど、フェミニンな素材感を合わせるとかわいいです。

●「バラクラバ風」でおしゃれと暖かさを両立

そして今年気になるのがバラクラバ風のニット帽です。火つけ役は昨年のmiumiuのコレクションで、おしゃれに敏感な方は取り入れています。

バラクラバはちょっと抵抗があるという大人世代の方は、バラクラバ風の耳当て帽で楽しんだり、ニット帽と同素材のマフラーをぐるぐる巻きにするなどでも同じような雰囲気が出せます。

50代は「ボアコート」をカジュアルに

同じく代々木公園内で見かけたのが、プードルみたいなボアコートをカジュアルに合わせていた50代の方。

今年トレンドのボア&ファー素材。とりあえずふわふわしたものを身に着けておけば今年はなんとかなると思っています。

ボアコートの難点としては、大人が着ると甘くなりやすいこと。
この方のようにジップつきスウェットや黒スキニーでスポーティーにスッキリと仕上げるのがポイントです(クールなストレートボブもすてきです)

スウェットのよいところは、今年らしさが出るだけでなく暖かいところ。冬はインナー使いにすると寒さ知らず。ぜひ取り入れてみてください。

●自然を満喫できる代々木公園でポエムモードに

さて、今更ですが、代々木公園をお散歩したのは初めての著者。
広々とした自然の中に神々しい樹木を見つけて感動し、
「自然って、生きているってすばらしい。それだけでなにもいらない」
とポエムモードに。

広大な自然を楽しみながらのんびりとお散歩していたら、突然原宿に出てきてびっくり!
ポエムモードはどこへやら、完全にお買い物モードにきり替わり、原宿のアットコスメストアでたっぷりお買い物して帰ったのでした。

次回の「東京おしゃれ図鑑」もお楽しみに。

「東京おしゃれ図鑑」は街ゆく人のファッションをヒントに独自のアレンジを加えて掲載しております。