新しい年への願いを込めて、お正月の食卓を彩るおせち料理。あれもこれもと欲ばると、つくるのも食べるのも疲れてしまうので、時短レシピで“わが家のおせち”をつくってみては? ここでは、「エビのマヨチーズ焼き」と「こんにゃくと牛肉のキンピラ風」レシピを、小林まさみさん&まさるさんに教えてもらいました。

あるとうれしい!華やかおせちのレシピ

映え感満点の豪華な2品をプラスして、時短おせちをさらにランクアップ!

【写真】一気におせちモードになる「手綱こんにゃく」の切り方

●エビのマヨチーズ焼き

調理時間30分! トースターで焼くだけなのに豪華な一品。「腰が曲がるまで…」の長寿の縁起物は、頭つきで華やかさ倍増。

【材料(つくりやすい分量)】

エビ(有頭・殻つき) 6〜8尾(350g)
酒 大さじ1
A[マヨネーズ 大さじ2 ピザ用チーズ 30g 水 小さじ1/2]

【つくり方】

(1) エビは洗って水気をふき、キッチンバサミで頭と尾を残して殻ごと背側に深めに切り目を入れる。背ワタを除き、切れ目を広げるように指を入れてギュッと押し、まっすぐに伸ばす。

(2) バットに(1)を並べ、酒をからめて10分おき、ペーパータオルで水気をふく。

(3) 天板にアルミ箔を敷いて(2)を隙間があかないように並べ、切れ目に混ぜ合わせたAを等分につめる。ふんわりとアルミ箔をかぶせ。予熱したオーブントースター(1000W)で5分焼き、アルミ箔を外してさらに10〜12分、こんがりと焼く。

[全量564kcal]

エビは頭つきのまま切り目を入れて、マヨチーズをオン! トースターでこんがりと火をとおすから、煮るより簡単。

●こんにゃくと牛肉のキンピラ風

調理時間15分! 手間のかかる筑前煮&煮しめをお手軽版に。少ない食材でも存在感は抜群です。

【材料(つくりやすい分量)】

こんにゃく 1枚(200g)
牛切り落とし肉 150g
ゴボウ 2/3本(100g)
サラダ油 大さじ1
A[しょうゆ、みりん 各大さじ2 酢、水 各大さじ1と1/2 砂糖 大さじ1]

【つくり方】

(1) こんにゃくは手綱こんにゃく(下記参照)にし、熱湯でゆでる。ゴボウは5mm幅の斜め切りにし、水にさらして水気をきる。

(2) フライパンにサラダ油を中火で熱し、(1)のゴボウを入れて3分ほど、串がとおるまで炒める。牛肉を加えてさらに炒める。

(3) (2)の肉の色が変わったら、Aと(1)のこんにゃくを加えて強めの中火にし、汁気がなくなるまで炒め合わせる。

[全量742kcal]

こんにゃくは7mm厚さに切って真ん中に長さ3cmほどの切り目を入れ、片側の端をとおしてきゅっと引いて形を整える。

調理時間はすべて、冷ます・冷やす時間は除きます

おかずをつくりおきする際は、清潔な保存容器に入れて保存してください。保存状態によっては傷みやすくなることもあるので、保存期間内であっても早めに食べるようにしましょう

各レシピに表記されているカロリーは、とくに指定がない限りすべて1人分です

計量単位は1カップ=200ml、大さじ1=15ml、小さじ1=5ml、1合=180mlです

電子レンジやオーブントースターで加熱する際は、付属の説明書に従って、高温に耐えられる耐熱ガラスの皿やボウルなどを使用してください