橋本環奈が“万博ガール”に!1970年の大阪万博を舞台に描くSPドラマ『万博の太陽』来春放送

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1970(昭和45)年、アジアで初めて開催された日本万国博覧会(大阪万博 EXPO’70)。

“人類の進歩と調和”をテーマに当時史上最多の76カ国(その他4国際機構、1政庁、6州、3都市、2企業)が参加し、入場者数は国民の6割に相当する約6422万人を記録。空前絶後の熱気を生み、日本の高度経済成長を象徴する国民的イベントとなった。

今なお伝説として語り継がれるその一大祭典を、脚本・中園ミホ×主演・橋本環奈という豪華タッグでドラマ化。

「世界中の人たちとつながりたい!」という思いを胸に万博で働くことを夢見たヒロインの青春と、その家族の物語を心温まるタッチで描き上げるヒューマン・ホームドラマ『万博の太陽』が、テレビ朝日開局65周年記念作品として誕生する。

戦後復興を成し遂げ、高度経済成長期の真っ只中にあった昭和40年代。

誰もが“より良い生活”を目指し邁進していたこの時代、主人公・朝野今日子(橋本環奈)は東京オリンピック(1964/昭和39年)の感動が忘れられず、“世界とつながる場所”への憧れを募らせ、大阪の親戚の家に居候しながら万博への思いをふくらませていく。

居候先の家族に励まされたり、ぶつかりあったりしながら成長し、万博のコンパニオンとして世界中の人々と交流するという夢をつかみ取っていくことに。

そんなヒロイン・今日子をはじめ、さまざまな形で万博に携わった登場人物たちの情熱や、激動の昭和をたくましく生きた家族の姿をエネルギッシュに描写。彼らの姿をとおして、生きづらさを抱えがちな令和の人々の背中をやさしく押していく。

◆時代を支えた名もなき女性たちの奮闘も描く

大阪万博では、多くの女性たちも活躍。

会場全体の案内を担当するコンパニオンのほかに、各パビリオンのコンパニオンや窓口乗務などを担った“エキスポフラワー”、警備隊の女性要員として汗を流した“エキスポシスター”など、さまざまな女性スタッフが尽力していた。

どんな状況下においても笑顔で来場者に対応したコンパニオンたちもまた、人々の感動を与えていた。

本作では「LOOK UP!」の精神を携え、万博での仕事を夢見て、活躍した名もなき女性の奮闘にもスポットライトを当てながら、昭和をエネルギッシュにドラマ化する。

◆橋本環奈、猪突猛進な“万博ガール”に!

本作で主演を務める橋本環奈は、好奇心旺盛で猪突猛進だが、その明るさで周囲をやさしく照らす“太陽”のような主人公・朝野今日子をひたむきに演じる。

もちろん、昭和ファッションに身を包む橋本のレトロキュートなスタイルも大きなみどころに。

このほどクランクインを迎えた橋本は、作品の魅力について「いちばんのみどころは、万博に憧れて“世界中の人々と交流してみたい”と思っている前向きな女の子が、自分の夢に向かってひたむきに走っていくところですね。爽快感もあり、とてもキラキラした作品だと思います」と、瞳を輝かせながら熱弁。

夢に向かって一直線な今日子のキャラクターにも愛情をたっぷり注ぎ、「真っすぐで好奇心旺盛で熱意を持って進む女の子でありつつ、ちょっと変わっている部分を持つという、表現のバランスはたくさん考えて演じています」と、役柄に真摯に向き合っていることも明かした。

さらには「“こういう時代もあったな”と懐かしむ方もいれば、私と同世代やそれよりも下の世代のみなさんは“こういう日本の姿もあったんだ!”と歴史的感覚で見られる作品でもあります。何より、見れば必ず前向きになれる作品だと思います」と本作にこめた思いを熱く語る。

◆“ドクターXチーム”が集結!

脚本は、『ドクターX 〜外科医・大門未知子〜』や『七人の秘書』(テレビ朝日)、『ハケンの品格』(日本テレビ)など大ヒットドラマを手がけ、2025年度前期のNHK連続テレビ小説『あんぱん』の執筆も発表されている中園ミホ氏。

強く生きる現代の女性たちを多く描いてきた中園氏が、昭和を舞台にどこまでも前向きな主人公と彼女を見守る家族の姿を生き生きと浮かび上がらせていく。

また、演出は田村直己。『ドクターX 〜外科医・大門未知子〜』と『七人の秘書』で中園氏とがっつり組んだ“ドクターXチーム”が集結し、令和を生きるすべての人々へのエールとなる本作を丁寧に作り上げていく。

◆橋本環奈(朝野今日子・役)コメント(全文)

――本作のみどころを教えてください。

いちばんのみどころは、万博に憧れて“世界中の人々と交流してみたい”と思っている前向きな女の子が、自分の夢に向かってひたむきに走っていくところですね。爽快感もあり、とてもキラキラした作品だと思います。

――撮影を楽しみにしているシーンや注目してほしいポイントは?

今日子が居候することになった万田家の家族とのシーンです。

万博を夢見る今日子にとって、万博会場のある大阪で暮らすことはもちろん、自分の夢に向かって奮闘したり、家族団らんがあったり、人生のターニングポイントともいうべき出来事が万田家でたくさん起きるので、そのシーンはいろいろと楽しみです。温かい空気感みたいなものもたっぷり詰まっていると思います。

また、素晴らしく豪華な俳優さんが多数出演されているので、どなたが登場するかも注目ポイントです。ものスゴイ方々を1日だけお呼びして撮影するなんて、本当に贅沢なことをさせていただいています。

――ご自身から見て今日子はどんな女の子だと思いますか?

私が演じる今日子はとてもかわいらしく、亡きお父さんに似て、真っすぐで猪突猛進な性格です。

でも、元気な女の子でありながらも“不思議ちゃん”のようにはしたくないなと思っているんです。物語の冒頭に「ガガーリンが死んじゃったの…」というセリフがあるのですが、インパクトがあるそのシーンでは、ちょっと変わった子に見せたかったんです。

でも、“手に負えないほど変わっている子”にはしたくなかった…。真っすぐで好奇心旺盛で熱意を持って進む女の子でありつつ、ちょっと変わっている部分を持つという、表現のバランスはたくさん考えて演じています。

――レトロなファッションも登場しますが、衣装はいかがですか?

衣装合わせのとき、いろいろなパターンを着させていただいたのですが、その時代を生きていなかったにもかかわらず、“知っている昔の日本”という感じがしました。

ミニスカートが流行っていたり、髪型もくるくる巻いていたり、一周まわってレトロでかわいらしい洋服も多いので、ファッションも見ていて楽しいんじゃないかなと思います。

コンパニオンの制服も、スタッフのみなさんが資料を見て再現してくださっているのですが、こんなにかわいらしいお洋服を着ていたなんて、コンパニオンって本当に女の子たちの憧れのお仕事だったんだろうなとあらためて認識させてくれました。

――視聴者のみなさまにメッセージをお願いいたします!

“こういう時代もあったな”と懐かしむ方もいれば、私と同世代やそれよりも下の世代のみなさんは“こういう日本の姿もあったんだ!”と歴史的感覚で見られる作品でもあります。

何より、見れば必ず前向きになれる作品だと思います。ぜひ、3月の放送を楽しみにしていてください!