子どもの「今」の成長を写真に… 医療ケアが必要な子どもたちも記念の写真が残せるように…
医療的ケアが必要な子どもたちも記念の写真を残せるよう取り組む、宇都宮市の写真館があります。12月16日は、その写真館で撮影が行われ、子どもの「今」の成長を写真に収めました。
宇都宮市にある写真館・カズサヤ写真館に市内に住む4人家族が訪れました。今年(2023年)5歳になった次男・菊地翔真くんの七五三の撮影のためです。
翔真くんには、生まれつき栄養を自分で取ることが難しい障がいなどがあります。
写真館では、医療的ケアが必要な子どもたちも節目の写真が残せるように、撮影の受け入れを行っています。
この写真館では、自分の足で歩けない子どももバギーに乗ったまま2階のスタジオまで移動することができます。
そして、晴れの衣装。16日に撮影に使用した2種類の衣装は、マジックテープで首元を止められるようになっていて、衣装を上からかぶせているのに本当に着ているように見えます。
首元に余裕を持たせているため、身体にチューブを通している翔真くんも、脱ぎ着が無いぶん負担をかけない撮影ができるということです。
今後もカズサヤ写真館は、医療的ケア児の写真撮影の受け入れを行いたいとしています。