「不便になった…」県庁所在地の山口駅には売店もコインロッカーもなし…市議会でも質疑
JR山口駅は、県庁や市役所からの最寄り駅でもありますが、駅構内に設けられていた売店は2ヶ月ほど前に閉店…市民からは「不便になった」などの声が上がっています。
山口市は、4日の市議会一般質問で「JR西日本、出店希望者に必要な支援や協力を行いたい」などと答弁しました。
山口駅の構内にあった売店＝「おみやげ街道山口店」はことし9月末、売上の低下を理由に閉店しました。
また同じタイミングで、コインロッカーも撤去されています。
「不便だなとは思います」
「市役所もあるし中心駅なのであった方がいいと思います」
（タクシー運転手）
「ここでちょっと食事しようとかお土産買っとこうかとかができなくなったんでちょっとしたお菓子も買えないということなので私個人としても不便です」
この問題は、4日の山口市議会一般質問で取り上げられました。
（山口市都市整備部 兒玉直也部長）
「山口駅の拠点性や利用者の利便性を考慮する中で現在の状況は早急に改善が必要だと認識していることからあらゆる観点からJR西日本、出店希望者に必要な支援や協力を行いたい」
山口市は11月20日、JRの担当者と面談、売店が閉店に至った経緯などについて説明を受けるとともに、店舗機能を再度、導入するよう要望しました。
JR側からは「検討する」との回答があったといい、市は「今後、一定期限の中でJRの考えが示されるのではないか」と見解を述べました。
