高齢ドライバーら安全運転を再確認 那須塩原
高齢者ドライバーによる事故が絶えない中、安全な運転について再確認してもらおうと那須塩原市で3日、講習会が開かれました。
この講習会は、モータースポーツに関わる人たちなどで組織するNPO法人が全国各地で開いているもので、県内では初めてです。
3日は40代から80代まで35人が参加しました。
参加者たちはプロのドライバーの指導のもと日頃の運転を想定したコースを実際に走って課題に挑戦しました。
参加者の中で最高齢の86歳の男性は車の運転が好きだということで、スムーズに課題をクリアしていきます。
また、73歳の女性は週に3回ほど車に乗るということですが、運転に不安があり今回の講習会に参加しました。段差を乗り越えた後にすぐさまブレーキを踏み1メートル以内に停止する課題に挑戦します。アクセルとブレーキを瞬時に切り替えることが必要ですが、ブレーキが遅れてしまいました。
このほか、自動ブレーキなどの安全機能が備わったサポートカーの体験や、運転シミュレーターによる適性検査なども行われました。