日本サッカー協会(JFA)は8日、北中米ワールドカップアジア2次予選に臨む日本代表メンバー26人を発表した。2026年夏の本大会に向けたアジア予選の初陣。森保一監督は第2次体制のベストメンバーを揃え、MF三笘薫(ブライトン)、MF鎌田大地(ラツィオ)、MF堂安律(フライブルク)、MF相馬勇紀(カサピア)が復帰した。

 試合登録メンバーは23人だが、森保監督は26人を招集した。コンディション不良で前回活動を欠席した三笘、招集外だった鎌田、堂安の他、相馬が今年6月以来の復帰を果たした。一方、負傷中のDF板倉滉(ボルシアMG)、DF橋岡大樹(シントトロイデン)、MF旗手怜央(セルティック)、FW中村敬斗(スタッド・ランス)がメンバーを外れている。

 北中米W杯アジア2次予選は今月から開幕。今月、来年3月、6月にそれぞれ2試合ずつを行い、各組1位の8チームと、各組2位のうち成績上位4チームの計12チームが来年9月〜25年6月に行われる最終予選に進出する。

 B組の日本はシリア、北朝鮮、ミャンマーと同じ組に入っており、今月は16日にミャンマー戦(パナスタ)、21日にシリア戦(サウジアラビア・ジッダ)を実施。来年1〜2月にはアジアカップを控え、最終予選の終わる25年6月まではアジア地域外の相手との試合を組めないという中、結果と内容の両立が求められる試合が続く。

■スタッフ

▽監督

森保一

▽コーチ

名波浩

齊藤俊秀

前田遼一

▽GKコーチ

下田崇

▽フィジカルコーチ

松本良一

▽テクニカルスタッフ

寺門大輔

中下征樹

若林大智

▽GK

前川黛也(神戸)

大迫敬介(広島)

鈴木彩艶(シントトロイデン)

▽DF

谷口彰悟(アルラーヤン)

中山雄太(ハダースフィールド)

町田浩樹(ロイヤル・ユニオン・サンジロワーズ)

毎熊晟矢(C大阪)

冨安健洋(アーセナル)

伊藤洋輝(シュツットガルト)

菅原由勢(AZ)

▽MF/FW

遠藤航(リバプール)

伊東純也(スタッド・ランス)

浅野拓磨(ボーフム)

南野拓実(モナコ)

古橋亨梧(セルティック)

守田英正(スポルティング)

川辺駿(スタンダール・リエージュ)

鎌田大地(ラツィオ)

相馬勇紀(カサピア)

三笘薫(ブライトン)

前田大然(セルティック)

堂安律(フライブルク)

伊藤敦樹(浦和)

上田綺世(フェイエノールト)

田中碧(デュッセルドルフ)

久保建英(ソシエダ)

※前田がケガのため不参加(11/11)

※DF渡辺剛(ゲント)を追加招集(11/11)

※川辺がケガのため不参加(11/12)

※伊藤敦がケガのため不参加となり、MF佐野海舟(鹿島)を追加招集(11/13)

※古橋がケガのため不参加となり、FW細谷真大(柏)を追加招集(11/13)

※三笘がケガのため途中離脱(11/15)

※鎌田がケガのため途中離脱(11/17)

▼過去のメンバーリスト

23/10/04 MIZUHO BLUE DREAM MATCH・カナダ戦、キリンチャレンジカップ・チュニジア戦メンバー

(取材・文 竹内達也)