KRY山口放送

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上関町で進められている中間貯蔵施設の立地可能性調査で、中国電力は、ボーリング実施に向け先月、普通林の伐採届を町に提出しています。
伐採が可能な期間はきょう(20日)からで、伐採後、ボーリング調査が始まることとなっています。

伐採届によりますと、伐採は、上関町長島の中国電力所有地南側0.69ヘクタールで計画され伐採後、モノレールを設置するなどしボーリング調査を行います。

中国電力は先月21日に上関町に伐採届けを提出、伐採は、きょうから11月19日までの間に開始しなければいけませんが、きょうは伐採に向けた動きは見られませんでした。

ボーリング調査は11本行う予定で、期間は半年程度を見込んでいます。

ボーリング調査に向けては、今回の伐採届のほか、今後、モノレールの設置やボーリング調査に必要なホースを引くために「法定外公共物の占用許可申請」も提出する予定でボーリング調査の開始にはまだ時間がかかる見通しです。

なお、過去の気候などを調べる文献調査については中国電力が、上関町から調査容認の回答を受けた先月18日のうちに開始しています。