KRY山口放送

写真拡大

新たに2つの学部を開設することが認められた周南公立大学はきょう(19日)、会見を開き周南市が課題とする人口減少対策にも効果が出てくると期待を述べています。

周南公立大学は、人間健康科学部と情報科学部の開設が9月4日付で認められ、既に開設の届け出が受理されていた経済経営学部と合わせて来年度から3学部5学科となります。

前身の徳山大学時代からあわせて新たな学部の開設は21年ぶりです。

人間健康学部にはスポーツや人体の構造などの知識や技能について学ぶスポーツ健康科学科、看護師になるための専門知識などを学ぶ看護学科、社会福祉士の国家資格取得などを目指す福祉学科の3つの学科、情報科学部にはデータ分析やその活用方法について学ぶ情報科学科が開設されます。

新たな学部の設置により入学定員は来年度から280人から480人となり200人増えます。

(郄田隆学長)
「学生数が大変増えますので市の最大の政策課題は人口減ということで理解しておりますので」「教員も職員も増えますのでそこの所が効果が出てくるのではと期待しています」

現在ある経済学部と福祉情報学部については今年度をもって募集を停止していますが在学生が在籍する間は旧カリキュラムでの授業などを続けるということです。