ＫＲＹ山口放送

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中間貯蔵施設に反対している上関町民らはきょう(14日)県に対し、反対を表明するよう申し入れました。

　原発に反対する上関町民の会や祝島島民の会など10人あまりが県庁を訪れました。

　県の担当者に対し、中間貯蔵施設に反対の表明をすること。

　周辺海域には希少生物が生息していることから、環境保護の観点で中国電力に白紙撤回を要請するよう申し入れました。

　ただ、県の担当者は「まだ立地可能性調査の中で何も言える状況にない」と回答し協議は平行線をたどりました。

　また、生物多様性など環境保護について県の担当者は「事業者で対応すべきもの。個別の法令に従って手続きが行われる」などとしました。

（上関原発を建てさせない祝島島民の会　清水敏保代表）
「また住民が分断されることを懸念しています」
「人がまとまって仲良くしなければ地域振興は絶対できない」

　住民の1人は「建設できるかどうかの調査を事業者みずから行っている」「適地にならないはずがない」などと訴えていました。