KRY山口放送

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 肉の味や食感を楽しめる豆腐原料の食品=「トーフミート」を開発した宇部市の食品製造会社が先月、シンガポールで開かれた食品コンペティションの世界大会で部門別の準グランプリを獲得し結果を宇部市長に報告しました。

 宇部市の篠粼市長に報告したのは「トーフミート」の村上英雄社長と中路裕文専務のふたりです。

 トーフミートは県産大豆を使用した豆腐を材料に肉そぼろのような食感や味を再現した食品で、先月、シンガポールで開かれた日本各地に眠る優れた商品を審査する食品のコンペティション=「にっぽんの宝物 世界大会」に出品されました。

 大会でトーフミートは様々な料理に幅広く使えることや代替肉としてベジタリアンや宗教的に肉を食べられない人も肉の味を楽しめることなどが評価され、豆腐業界の可能性を広げられる食品として業界変革部門で準グランプリを獲得しました。

(トーフミート 村上英雄社長)
「私たちが食を通じてSDGsに貢献できるものを作っているのというのも(評価に)あるのかなと」
(中路裕文専務)
「世界で通用する商品だと自信が付きましたのでこれからもっと世界に向けてPRしていこうと思いました」

 今後はトーフミートを使った新商品の開発や海外展開も積極的に目指していくとしています。