艶やかな大人たちを満たす、極上のサウナをご紹介する本連載。

今回ご紹介するのは、青山に誕生した『Sway』。ナチュラルな色味と曲線が特徴の店内で、温もりを感じることができる。

店名の由来である“ゆらぎ”に癒されよう。


青山の中心に誕生したサウナの“ゆらぎ”に癒される


人がサウナに求めるのは、日常からの逃避とリフレッシュ。とすれば、こちら外苑前の『Sway』は最良の存在だ。店名の意味は、“ゆらぎ”。

「東京の忙しい人たちがひと息つける場所を作りたかった」とオーナーの紱丸晃大さん。

その言葉どおり、南青山三丁目交差点という都心の真ん中にありながら、店に足を踏み入れると、一気にその世界観に没入できる。

それも、店内のデザインが秀逸だからこそ。



サウナ室への廊下も曲線を生かした作り。女性同士で訪れる人も多いとか


こちらは、国内外で話題のレストランを手がけるデザインユニット「STUDIO DIG」によるもので、ナチュラルな色味をベースに洞窟のような質感で温もりを演出。

パウダールームやサウナルームには、独自の曲線が目を引く鏡を配置し、撮影スポットとしても人気だとか。



サウナ内の壁面には象徴的な一枚板を掲示。暗めに設定されているので、瞑想のような感覚に


サウナは「奇をてらわずに、しっかり熱くて、ととのうように」と、フィンランド・ミサ社のストーブを使い、90〜95℃で白樺のロウリュ付き。

水風呂で冷えた後、リクライニングチェアに座れば、ここが青山だということを忘れさせてくれる。



部屋は全部で4つ。「ROOM4(同性のみ)」は3名がベターだが、4名まで利用可能。90分1室 13,500円〜。利用はHPより。現在、2週間先まで予約を受け付けている


写真の「ROOM4」は4名までで、1名利用も2部屋あり。

場所柄、料理人やクリエイターなどのリピーターも多く、彼らの創造力を支える一助となっている。

都会でリフレッシュできる場所を持つことは、デキる大人の嗜み。日常のお供に、ぜひ。


店のそこかしこにセンスが光る
『Sway』


お店は外苑西通り沿い。外にはテラスもあり、ここでドリンクを楽しむ人も多いとか。




ラウンジエリアも可愛らしい雰囲気。サウナ後のチルもできる。




クラフトビールやノンアルドリンクが充実。700円〜。




水面や壺などで、「ゆらぎ、うつろい」を表現したロゴが目を引く。

ステッカーなどのグッズも購入できる。


■店舗概要
店名:Sway
住所:港区南青山2-27-18 パサージュ青山 1F
TEL:非公開
営業時間:【月〜金】9:00〜29:00
     【土・日・祝】7:00〜29:00
定休日:無休
料金:ROOM1、2(定員1名)70分 4,800円〜、ROOM3(定員2名)90分 9,000円〜、ROOM4(定員4名)90分 13,500円〜(すべて1室の料金)



ととのった後は、近場の人気店で“サ飯”を!


話題のイタリアンで絶品パスタを堪能
『malca』


『Sway』から至近。『TACUBO』出身の北野シェフが昨年秋に独立。

独創的なパスタや炭火焼きが楽しめる。




写真は「淡路島産ハモ カラスミ ブロッコリー カヴァティエッディ」3,600円。