今からでも間に合う! 暑い日でも食欲がわく麺9選 Part1
グルメライターや食べロググルメ著名人などがおすすめする、この夏食べたい冷たい推し麺をまとめました。
#toc_container{display:none!important;}グルメ識者と食べログマガジン編集部おすすめの冷たい麺を一挙ご紹介します。Part1はそば・うどん・そうめんを集めました!
1. 岐阜からやってきたソウルフード
ひやてんLABO
アートディレクターの秋山具義さんがおすすめするのは「ひやてんLABO」。岐阜市にある「冷したぬき天国」のオーナー萩原氏と、レストランプロデューサーである大橋氏がタッグを組んでオープンさせた店です。
とことん冷やされたそばの上には、油揚げ、揚げ玉、ネギ、ゴマ、卵の黄身、昆布の粉末、わさび。驚いたことに、揚げ玉は食感や食べやすさを吟味して、冷やしたぬき専用にわざわざ作っていると言います。
真ん中にある卵の黄身を潰してよく混ぜ、具材とそば、つゆを絡ませます。油揚げの甘辛いジュワッとした風味や揚げ玉の絶妙なカリカリとした歯応え、昆布の優しいアクセントが合わさり、食べていてとてもおもしろいです。わさびは清涼感をプラスしたい時におすすめ。
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<店舗情報>
◆ひやてんLABO
住所 : 東京都目黒区上目黒2-9-1 中目黒GS第1ビル 1F
TEL : 050-3574-0101
2. そばに合う納豆が冷たいつゆにぴったり
驀仙坊
続いて紹介するのも秋山具義さん行きつけの「驀仙坊(ばくざんぼう)」。そば本来の豊かな風味や食感が評判の人気店ですが、意外にも秋山さんの推しは「納豆蕎麦」だそうです。
もともとそばに納豆を合わせる気はなかった店主の馬場さんが心変わりしたのは「えぞふじ納豆」がきっかけです。羊蹄山の湧水を活かした手作り納豆で、納豆特有の香りは穏やか、優しい大豆の味わい。「これなら自分のそばに合うはず!」と運命を感じたと言います。
驀仙坊の「納豆蕎麦」は、中目黒という地に相応しい都会的で洗練された味わいです。もともと納豆そば好きの方だけでなく「そばはそのままが一番」と考えている方にも、ぜひ推したい!
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<店舗情報>
◆驀仙坊
住所 : 東京都目黒区青葉台1-22-5
TEL : 03-3792-8823
3. 山のようにそびえるウニそば
おそばの甲賀
こちらも秋山さんおすすめ「おそばの甲賀」。六本木駅や乃木坂駅からもアクセスが良く、食通が多く訪れるそば店です。
濃厚なウニの風味とそばの喉越し、江戸前のつゆ、どれが欠けてもこの味は表現できません。名脇役の静岡県産のワサビが、キリッとたまにアシストしてくれるのもうれしいです。
豪快に混ぜるとつゆの旨味とウニの出汁が合わさり、そばに絡めると口の中が至福に満たされます。最後のウニの出汁が馴染んだ、江戸前の甘辛いつゆをそば湯で割って飲み干すところまでが、うにそばの最高の楽しみ方です。
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<店舗情報>
◆おそばの甲賀
住所 : 東京都港区西麻布2-14-5
TEL : 050-5589-7211
4. 唯一無二の玄挽きそば
蕎麦おさめ
グルメ著名人の浜田岳文さんのおすすめは「蕎麦おさめ」。店主の納さんは、3軒ほどそばの名店で修業したそば職人です。修業中の20代の頃に、在来種のそばと出会いそのおいしさに衝撃を受けたそう。在来種とはその土地ごとに長く栽培されてきたそばの品種で、栽培種とは一線を画す風味を持っています。
やや色の濃い玄挽きそばは、穀物の甘い香りをまとって現れます。まずは一口そのまま味わうと、玄挽きらしい甘みや香りが立ち上りますが、殻由来の雑味やえぐみは鳴りを潜めています。
細打ちのしなやかさと相まって、するりと喉を通過するのが心地よいです。ここでは唯一無二の「玄挽きそば」を味わい、緑したたる坪庭の景観を眺めて満ち足りた時間を過ごしたいですね。
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<店舗情報>
◆蕎麦おさめ
住所 : 東京都新宿区下落合3-21-5
TEL : 03-6908-2362
5. 九州豊前のうどん
うどん豊前房
秋山具義さんが20年ほど前に見つけたという「うどん豊前房」。うどんは九州豊前のうどんの味を踏襲しており、関東圏で食べるようなうどんつゆとは違い、澄んだ黄金色をしているのが特徴です。麺はコシよりも、もっちりとした食感。
店のこだわりとして温かいうどんと冷たいうどんで、つゆの出汁を変えています。つゆの出汁は昆布とカツオ節でとったもので、かえしを合わせます。加えて「冷やしキムチうどん」は、つゆにアクセントとしてごま油と酢をプラス。温かいうどんの出汁は、いりこと昆布でとります。温度感で出汁の旨みの感じ方が違うので、使い分けているのだそう。また、トッピングがいろいろあるので、うどんに好きなトッピングを追加して好みの味を探してみるのもおもしろいですね。
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<店舗情報>
◆うどん豊前房
住所 : 東京都目黒区東山1-11-15 中目黒 ARK-II 1F
TEL : 03-3710-5425
6. うどんアーティストによる手打ち讃岐うどん
浅草真九郎
2022年8月に浅草駅から徒歩12分ほどの場所、下町情緒あふれる奥浅草エリアにオープンした「浅草真九郎」は、うどんアーティスト・小野ウどん氏による手打ち讃岐うどんのお店です。
同店で提供しているうどんは、水回しから盛り付けまでの全工程が手作業。中心部を太く、端にかけて薄く緩急をつける“両栄麺”という独自の製麺で食べ応えと食べ易さを両立しています。
通年「冷」うどんに焦点を当てた小麦粉の配合、加水率や塩分濃度といった計算を行なっていて、「ざる」で食べるのがおすすめだそう。特におすすめしたいのが「かしわ天ざる」750円。刺身で食べられる最高鮮度の信玄どりのササミを使用したかしわ天は、しっとりとしていて、噛むごとに旨みが広がります。
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◆浅草真九郎
住所 : 東京都台東区浅草6-28-10
TEL : 050-6878-0239
7. つけだれもついて2度おいしいうどん
うどんAGATA
食べロググルメ著名人の塩沢航さんがおすすめするのは、古くから別荘地として名高い神奈川県大磯町にある「うどんAGATA」。2013年にうどん専門店としてオープンしました。
まずはかけうどんをそのままの状態でいただきます。キンキンに冷えたかけつゆは出汁のうま味がしっかりと立っていることに驚きます。麺には弾力があり、口の中で跳ねながらモチモチと心地よいです。噛むたびにじわじわと甘みを増し、つるりとなめらかに喉を通っていきます。
かけうどんを数口ほど堪能したら、次は麺を器からひっぱり、つけだれにつけていただくのが第2の食べ方です。いりこ醤油がベースのつけだれには、ねぎ、かつお節、のり、しょうが、ごま、しそといった薬味類、そして温泉卵とかしわ天が入り、盛りだくさんの内容となっています。さまざまな食材が麺とからみ、複雑なおいしさを保ちながらも口内で調和していくのがたまりません。
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◆うどんAGATA
住所 : 神奈川県中郡大磯町月京29-7
TEL : 0463-68-6888
8. ボンゴレ・ビアンコ風そうめん
bistro IZUMY
フードライターの小寺慶子さんがおすすめするのは「bistro IZUMY」。「一度食べるとヤミツキになる」と、常連客の胃袋をつかんでいるお店のスペシャリテ、富山県名物 大門素麺の「冷静ボンゴレ・ビアンコ」がおすすめです。
大門素麺とは、細く長い麺が丸まげ状に巻かれた富山名物の手延べ素麺。産地の大門地区で厳寒期に作られる素麺はコシの強さが特徴で、つるんとした喉越しを楽しむことができます。それをアサリの出汁や野菜のブイヨンで和えてボンゴレ・ビアンコ風に仕立てた冷やし麺は泉シェフの「自由でおいしい料理」を追求する心の賜物です。
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<店舗情報>
◆bistro IZUMY
住所 : 東京都渋谷区幡ヶ谷1-9-6 リッツ幡ヶ谷 1F
TEL : 03-6383-4415
9. 自分好みのそうめんを作れる専門店
そうめん そそそ 研究室
渋谷区初のCEO(Chief Eat Officer)を務める小宮山雄飛さん(ホフディラン)さんがおすすめするのは、そうめん専門店「そうめん そそそ 研究室」。恵比寿、日比谷にもある「そうめん そそそ」の新たな業態として話題のお店です。麺の種類・量・ベースの味付け・調味料トッピング・具材を、すべて自分で決めることができるのです。これが、「研究室」と名乗る理由。どこまでも自分好みのそうめんを、文字通り研究して良いのです。
小宮山さんオリジナルの組み合わせは、香川県産の小麦粉「さぬきの夢」をブレンドしたもちもちの食感が特徴の、最高級そうめん「金帯」220円(フル・1.5束)をセレクト、ベースのつけつゆを「トマト」550円、調味料に「ごま」33円と小豆島産「ガーリックオイル」110円。 具は「あさり」110円、「鶏チャーシュー」110円に「薬味Set(青ネギ、おろし生姜、ミョウガ)」220円です。味のバリエーションが無限に広がる、文字通り「研究室」にて、ぜひそうめんの奥深さを体験してみてください!
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<店舗情報>
◆そうめん そそそ 研究室
住所 : 東京都渋谷区渋谷2-21-1 渋谷ヒカリエ 6F
TEL : 050-5890-6767
※価格はすべて税込。
文:食べログマガジン編集部
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