山下達郎さんを彷彿とさせる爽やかなシティポップサウンドが人気のジャンクフジヤマさん。8月1日の「くにまる食堂(文化放送)」では、山下達郎さんに憧れた10代の頃の話を聞かせてくれた。

邦丸「ジャンクフジヤマさんのことを存じ上げない方が聴いたら『達郎さんだな。えっ、でも、ちょっと違うな、誰?』っていうふうに思われるのではないでしょうか。実際、ジャンクフジヤマさんの10代というのは山下達郎さんと共にあったといっても過言ではない?」

ジャンク「もう12~13歳の頃からずっと達郎さんしか聴いてない時期がありました。18~19歳くらいまで6~7年間は達郎さんしか聴いてなかったです」

邦丸「一切聴かなかったの?」

ジャンク「本当、他の楽曲全く聴いてないです。アルバムを1から10まで全部揃えて『今日はRIDE ON TIME聴こう』『明日はFOR YOUにしてみましょう』それで全然飽きなかったです」

邦丸「毎日毎日その繰り返し?」

ジャンク「自転車で高校に通う時に道すがら、ずっとMOONGLOW聴いてみたりとか、そういう生活してました」

邦丸「聴くだけじゃなくて、今度歌うとなるとまた状況が変わってくると思うんですよ。稀代のボーカリストである山下達郎という人に近づきたいと思っても多くの方は挫折すると思うんですよね。達郎サウンドはできるけど、このボイスはどうしても難しいじゃないですか?これはどうしたんですか?」

ジャンク「僕の場合は音源かけながら枕を抱きしめて、それに向かって大声で歌ってました」

邦丸「枕抱きしめて?」

ジャンク「そうしないと近所迷惑になるんで」

邦丸「(笑)もともと歌うことは好きだった?」

ジャンク「歌うことはもともと好きでしたけど、でも、それが上手い下手の部分でいいものなのか自分では全く判断つかなかったですけど、高校生くらいの当時は親からうるさいって言われるんで枕を重ねて歌ってました。そうするとそこまで聞こえないわけです」

2人「(笑)」

邦丸「吸音するわけだね」

ジャンク「吸音材代わりに枕を使って歌ってましたね。それがトレーニングになったのかもしれないですけど、皆さんはマネしないで下さい」