「イコノイジョイ 2023」DAY2の模様

指原莉乃がプロデュースするアイドルグループ=LOVE、≠ME、≒JOYによる合同コンサート「イコノイジョイ 2023」の2日目公演が、7月30日に山梨・富士急ハイランド コニファーフォレストで開催された。DAY2「シャッフルパーティー」の模様をレポートする。

3グループそろっての特別なライブが繰り広げられる夏の合同フェス「イコノイジョイ 2023」。今年は昨年に続く2回目の開催で、初の2DAYS公演へと規模が拡大された。初日公演「うぉーたー&あわあわパーティー」では水や泡を使った演出が展開されたが、本日の2日目の公演は「シャッフルパーティー」と題し、3グループがメンバーをシャッフルして楽曲を披露するなどレアなパフォーマンスが盛りだくさんに。初日同様に約1万人のファンが会場に集まり、声出し可能な野外ライブを思い切り楽しんだ。

初日に引き続き、天候に恵まれた野外会場の富士急ハイランド

コニファーフォレスト。まぶしい夏の日差しがステージを照らす中、=LOVE、≠ME、≒JOYは初日と同じく法被風の衣装で観客の前に姿を現した。=LOVE高松瞳の「今日だけのスペシャルなステージ、楽しんでいきましょう!」というかけ声とともに最初に披露されたのは、3グループによるにぎやかな合同楽曲「トリプルデート」。この日もウォーターキャノンによって水が撒かれ、熱気と清涼感の両方が場内に広がっていく。続く≠MEの楽曲「す、好きじゃない!」では=LOVEがメインとなってパフォーマンスし、さっそく「シャッフルパーティー」ならではの貴重なライブが繰り広げられた。≒JOYの楽曲「スイートシックスティーン」では、≠MEがシャボン玉に包まれながら歌唱。≠MEの夏曲「クルクルかき氷」では≒JOYがタオルを振り回して客席エリアにウェーブを起こしたり、トロッコに乗って場内を巡ったりと元気満点の歌とダンスでライブの盛り上がりを加速させた。

会場に架かった虹がライブのムードを鮮やかに彩る中、続いてはシャッフルユニットコーナーが展開され、アイドルらしいキュートな一面を強調したステージが連続。目まぐるしい歌詞展開が特徴の≠MEのユニット曲「ウルトラレアキッス」を歌った=LOVEの高松、≒JOYの市原愛弓、村山結香は曲中に早口言葉に挑戦し、先輩後輩の垣根を超えたコラボパフォーマンスで会場の空気を和ませた。

≒JOYの逢田珠里依と大西葵が、=LOVEの佐々木舞香と野口衣織によるユニット曲「虹の素」を見事に歌い上げたのを皮切りに、シャッフルユニットコーナーはシリアスなムードに一転する。≠MEの蟹沢萌子、櫻井もも、冨田菜々風の3人は、=LOVEのユニット曲「知らんけど」を熱唱。それぞれマイクスタンドの前に立ち、複雑な心境を描いた大人の恋愛ソングを自分たちの色に染めてみせた。続いて=LOVEの佐々木、野口が≠MEの蟹沢と冨田のユニット楽曲「ピオニーズ」を歌い始めると、女性ファンの大きな歓声が客席から響く。真っ赤な衣装に身を包んだ2人は、狂気的で艶やかなムードを生み出して会場全体を支配した。

ライブ中盤には≒JOYはウォーターキャノンから発射される大量の水を浴びながら=LOVE「あの子コンプレックス」を歌い、迫真の表情と歌声で観客を魅了する。≠MEは=LOVE「Poison Girl」、=LOVEは≠ME「天使は何処へ」と、お互いにダンスナンバーをカバー。「天使は何処へ」は≠ME史上最高難度のダンスが見どころのガールクラッシュ感あふれるナンバーで、=LOVEが炎の演出を交えながらこの曲を歌い踊ると大きな歓声が沸き上がった。

≒JOYが「大空、ビュンと」、≠MEが9月6日にリリースする7thシングルより、昨日の初日公演で初披露した表題曲「想わせぶりっこ」、=LOVEが14thシングル「ナツマトペ」のカップリング楽曲「だからとて」とそれぞれ最新曲を披露したのち、ライブは3グループ全員で楽曲を届けるラストスパートへとなだれ込む。

終盤のMCでは会場のスクリーンに特報が映し出され、=LOVEの6周年コンサート「=LOVE 6th ANNIVERSARY PREMIUM CONCERT」が10月18、19日に埼玉・さいたまスーパーアリーナで開催されることが発表された。大場花菜は「ずっと、さいたまスーパーアリーナでいつかみんなでコンサートができたらいいなって、夢にみていたので、6周年でこんな大きなステージに立たせていただけることが本当に嬉しいです。」と以前から夢見ていたステージに立てることを大いに喜んだ。その後、3グループは=LOVEの最新サマーチューン「ナツマトぺ」を歌唱。佐々木の「最高の日をありがとう!」という声に合わせ、鮮やかな花火が夜空に打ち上がった。

アンコールのMCでは=LOVEのリーダー山本杏奈がニュースキャスターに扮した「IKONOIJOY NEWS」の映像が上映され、9月12日から18日にかけて東京・品川プリンスホテル ステラボールで「イコノイジョイ大感謝祭」と題したイベントが行われることが明らかに。「イコノイジョイ大感謝祭」では日替わりでさまざまな催しものが行われる予定で、ここからは新人キャスターに突然任命されたステージ上の=LOVE諸橋沙夏からその詳細が告知された。諸橋は手渡された紙を読み上げ、「イコノイジョイ大感謝祭」の中で「=LOVE パジャマゲームパーティー」、「≠ME 合唱団」、「≒JOY ミニミニ運動会」、各グループのカラオケ大会、「=LOVE 大谷映美里 女性限定トークショー」が催されることをアナウンス。さらに「=LOVE 諸橋沙夏 ソロコンサート」が開催されることを発表した。このことを初めて知った諸橋は、目に涙を浮かべながら、「こうして夢を叶えることができたのはスタッフさんやメンバー、そしていつも応援してくださるファンの皆さんのおかげです」と感謝の気持ちを言葉にした。

盛大な拍手が送られる中、3グループが「イコノイジョイ 2023」の締めくくるラストナンバーとして歌ったのは=LOVEの夏曲の1つ「夏祭り恋慕う」。=LOVE、≠ME、≒JOYは最後の最後まで全力で歌に感情を込めパフォーマンスを披露。

最後は=LOVEリーダーの山本杏奈が「この2日間で、昨年よりも成長した34人の姿をお見せできたと思います。こんなに大きなステージに立てている私たちは、本当に幸せだなと改めて感じることができました。今会場にいる皆さん、配信を見てくださっている皆さん、そして支えてくださるスタッフさん、メンバーの家族、沢山の方のおかげです。本当にありがとうございます。これからも、みなさんに沢山の愛を届けて、みんなで最高の「イコノイジョイ」を作り上げていきたいと思います。」 と、精一杯の感謝の気持ちを伝え2日間にわたる合同フェスを大団円へと導いた。セットリスト■7/30(日)イコノイジョイ 2023 〈DAY2公演〉「シャッフルパーティー」@富士急ハイランド コニファーフォレスト〈SETLIST〉

★3グループ

1.トリプルデート/イコノイジョイ

★2.す、好きじゃない!/≠ME

★3.スイートシックスティーン/≒JOY

★4.クルクルかき氷/≠ME

★5.わたし、魔法使い/=LOVE

※鈴木瞳美(≠ME),谷崎早耶(≠ME)6.2時半ろけんろー/≠ME

※天野香乃愛(≒JOY),山野愛月(≒JOY)7.ウルトラレアキッス/≠ME

※高松瞳(=LOVE),市原愛弓(≒JOY),村山結香(≒JOY)8.サマーチョコレート/≠ME

※大谷映美里(=LOVE),齋藤樹愛羅(=LOVE)9.虹の素/=LOVE

※逢田珠里依(≒JOY),大西葵(≒JOY)10.知らんけど/=LOVE

※蟹沢萌子(≠ME),櫻井もも(≠ME),冨田菜々風(≠ME)11.ピオニーズ/≠ME

※佐々木舞香(=LOVE),野口衣織(=LOVE)12.≒JOY/≒JOY13.≠ME/≠ME14.=LOVE/=LOVE15.あの子コンプレックス/=LOVE (≒JOY)16.Poison Girl/=LOVE (≠ME)17.天使は何処へ/≠ME (=LOVE)

18.大空、ビュンと/≒JOY

※7/19配信 6th Song19.想わせぶりっこ/≠ME

※9/6発売 7thシングル表題曲 20.だからとて/=LOVE

※7/19発売

14thシングルカップリング曲21.まほろばアスタリスク/≠ME

★22.青春“サブリミナル”/=LOVE

★23.はにかみショート/≠ME

★24.この空がトリガー/=LOVE

★25.ナツマトぺ/=LOVE

※7/19発売

14thシングル表題曲〈ENCORE〉1.君はスパークル/≠ME

★2.Oh!Darling/=LOVE

★3.夏祭り恋慕う/=LOVE